こんばんは🌙*.。



先に言っておきます。

妊娠報告ではありません😂



ネットサーフをしている時や、インスタを見ている時に、「コウノドリ」の漫画が全話無料という広告を見ることが多く。

以前ドラマが放送されていましたが、私1話から観ないと嫌なタイプで、気になり始めたのが既に何話か放送されていた頃だったので、DVDがレンタルできるようになったら借りようと思い、何年も経ってしまったんですよね💦

せっかくだから漫画から読んでみようと思い、アプリのマガポケで昨年の12月くらいから読み始めました。

読んでいるうちにどんどんハマっていき、アプリのコミックDAYSと併用しながら(笑)読み進めていきました。

また、同時並行でドラマも観ました。(Disney plusで配信してます)

最初はドラマのキャスティングに「えっ?!」と思ったりもしましたが、何話か観るうちに全然違和感がなくなり、むしろぴったりだなとさえ思うようになりました😊

そして、役者さんってすごいなーとも思いましたね。


今年に入り全話読み終え、ドラマも2シーズン全て観終えました。

語彙力がなくてあれですが…非常にいい作品で、とても大好きになりました✨

子供が欲しいと思うようになり、勉強のために漫画を読んでドラマを観たという感じも強かったのですが、観てよかったなと思います。


妊娠や出産が大変なのは分かっていますが、実際にこうして漫画やドラマで観てみると、その大変さがダイレクトに伝わってきますね💦

こんな風に母は私を産んでくれたんだなと感謝の気持ちが今まで以上に出たのは勿論ですが、もし当時の母に会えるなら直接労りの言葉をかけて、支えてあげたいとさえ思いました😭


うちは三兄妹でして、兄が帝王切開だったために、全員帝王切開での出産だったそうです。

母は昔からあっけらかんと「帝王切開でみんな産んだんだよ」と話していましたが、コウノドリを観るまでは、帝王切開のリスクを全然知りませんでした。

そして母は、流産を1度経験したとも言っていました。

その話には踏み込めずに、あまり詳しく聞いた事はありません。

大変なこと、つらいこと、たくさんあったと思います。

それでも母は、「もう1度(昔に戻って)子育てをしたい」と言うんです。

母は保母をしていたこともあり、子供が好きなんですよね。

それに加えて、大変な中でも、楽しく子育てをして、たくさん愛情を持って育ててきてくれたからこその発言だと思います。

私は母のことをとても尊敬しています。

いつか私が子宝に恵まれたら、無事出産することができたら、母みたいに母親なりたいと思っています。


漫画とドラマを観て、私はこれからこういう経験をしていくんだなという緊張や不安が増しました🥲

まず私は悪阻がひどそう。(笑)


産科のお話なので妊娠や出産の話が主ですが、それ以外にも通ずるお話もあって……考えられる作品でした。

特に私が心に残ったのは、産後うつのお話です。

大森南朋さん演じる今橋先生が、産後うつになった女性の旦那さんにこう言うんです。


「お母さんは、誰にも『頑張ったね』と褒めてもらえない。」


本当にそうだなと思うと同時に、私自身まだ妊娠も出産も経験はありませんが、脳脊髄液減少症患者として生活する中で、「誰にも褒めてもらえない」と思うことが今まで多かったため、余計にその言葉に心を揺さぶられました。


私は脳脊髄液減少症患者の中では、比較的軽い症状の患者だと思っていますが、それでもしんどいことが多いです。

症状を抱えながらフルタイムで仕事をしていた時。

フルタイムで仕事をしながら、2人暮らしになっても家事もほとんどやっていた時。(夫が一緒にやってくれなかったわけではなく、気合いでどうにかやれると自分に言い聞かせて無理にやっていただけです)

仕事が激務だった時期もありました。

徐々に体調が悪化し、段々仕事に行けなくなった時。

それでも家事はやらないといけなくて、体に鞭を打って家事をこなした時。

行ける日だけでも仕事に行った時。

限界が来て、退職した時。

このままでは働きに出ることが難しいと思い、将来的に在宅で働けるように勉強をしている時。

そんな時、誰が褒めてくれただろう。

今橋先生の台詞を聞きながら、そんなことを考えていました。


よくよく考えれば、褒めてくれた人がいなかったわけではないのです。

ちゃんといたはずなのに、最初に強く思い出すのは嫌なことを言われたことなんですよね。

心が弱っている時こそ、余計にそうなってしまうのは、人間あるあるだと思います。

私の場合、体調がいきなり悪くなり、波が激しくなった頃に言われた何気ない言葉の数々で、「病気と闘って毎日頑張っても、誰も褒めてくれないんだな」と、とても落ち込んだ時期があります。


毎年決まった日に、親戚(田舎なので割とたくさんいます)で集まって食事をするんです。

体調があまり優れなかったので、本当は行きたくなかったのですが、結婚して初めてのお正月だったので、さすがに夫と一緒に顔を出しにいかないとと思ったのと、「頑張って(集まりに)来な」と親戚に言われていたこともあり、遅れはしましたが、無理して顔を出しに行きました。

今考えると、体調悪いのに来させるってやべーな


「めっちゃいい旦那さんじゃん!」と、一同に褒めてもらえる夫。

それに対し、家事を手伝ってもらっている私は「あんた家事ちゃんとやってるの?」くらいのことを言われたり、私自身のことを否定されたりしました。

夫はアゲアゲ、私はみんなの前でサゲられ。

ひどい暴言を吐かれたわけではないけれど、一気に苦しくなりました。

人前だし、夫を悪くは言いたくない。

だから私は夫を立てます。

逆も然りで、夫も私を立ててくれます。

でも、私が夫を立てても、夫が私を立てても、次に出てくるのは「いい旦那さん」という言葉。

確かに、働きながら家事を手伝ってもらえるのは本当に助かるし、ありがたいです。

優しくて献身的ないい夫だと思います。

でも、話をしている中で、闘病している私目線になってくれる人はいないんですよね。

夫が「病気で大変なのに、仕事も家事も頑張ってくれて、おいしい料理をたくさん作ってくれる」って言ってくれても、みんなが褒めるのは「妻を褒める夫」であって、「闘病しつつ頑張っている私」ではないんです。

私からしたら、とても大変なことを毎日頑張っているんですけど、周りの、「いわゆる普通」の人からしたら、私が頑張っていることって「普通」なわけで。

むしろ「家事を夫に手伝わせてる女」くらいに思われてるんだろうなと。

「頑張ってるね」とは誰も言ってくれない。

「いい旦那さんじゃん」という褒め言葉を連発されることが、本来なら喜ばしいはずなのに、逆に私を責める言葉にすら聞こえてしまうんです。

無理して集まりに行かなければよかったと心底思った日でした。


自分を褒めてほしいだけでは?って思う方もいるかもしれません。

褒めてほしいですよそりゃ(笑)

病気であろうが、病気ではなかろうが、頑張った時は褒めてほしいし、誰かが褒めてあげたいです。


つらい時は、誰かに寄り添ってほしい。

それは病気の人も、病気じゃない人も、出産した人も同じ。

相手の目線で考えて声を掛けてあげるって、本当に大事なことだと思います。

自分で自分を褒めてあげることも必要なのかもしれません。

でも、それだけではきっと不安になることも多いと思うんです。

だから、褒めてもらうことも、たまには必要だとも思います。

自分で自分を褒めても不安になる時に、誰かに褒めてもらえたら安心感に繋がるし、心の拠り所みたいなものができるのではないでしょうか。

今橋先生の台詞は、そういった寄り添いを大事にしていきたいと思わせてくれる素敵なものでした。



いやあ長々と書いちゃいましたね、すみません😂

実は数日前からちまちま文章を打ってはいたんですが、言葉を選ぶのに時間がかかってしまったり、体調が優れなかったりで、書き終えるのが遅くなってしまいました。

また時間がある時に、漫画もドラマも2周目いきたいです💪

読んだこと、観たことがない方は、是非読んでいただきたいです😊

ちなみにドラマはAmazon Prime Videoでも観られるみたいですね。


コウノドリ


ではこの辺で!

今日も閲覧ありがとうございました⭐️



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