『夏目漱石とねこ』間もなく開幕!!!!!!!!
もう1月もあと3日…
ほんっとうに早過ぎてびっくりするのも間に合わないくらい
毎日がどんどこどんどこ過ぎていきますが、
DULL-COLORED POP#15
『夏目漱石とねこ』
着々と牛の如く
みちみちじみじみ稽古が進んでおります。
牛の如しといっても
別段進みの遅いということでなく
いやっそれもあるのかしら…
いやっギュッと丸められた
糸くずの玉を1本ずつほどいていくような
そんな稽古が進んでおります。
どんな公演でも
「観てほしい!」と
声をあげておりますが
今回は更に輪を掛けて
本当にたくさんの方に観て頂きたいと
地面ついたその足の裏っ側から
頭のてっぺん枝毛の先まで思っている次第です。
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いつだったか
演劇ぶっくに載せて頂いたインタビューで
憧れているものは…ライバルは…
何ですか?誰ですか?
という質問があった。
私が答えたのは
『マネキン』
と
『赤ちゃん』

当時の自分に
「何をおかしなことを言ったものか」
と
失笑する自分がいると同時に
あぁいつまでも変わらないな
と
思う私もいる。
マネキン…
はその美しさとか
カラーの変幻自在さとか
いろんな世界に染まる柔軟さに
憧れの極みを抱いていて
赤ちゃん…
はその何も考えず
無垢に自然なまま息をする様に
絶対的な憧れを抱いている。
たとえば
同じ舞台にぽつねんと
マネキンとわたしと赤ちゃんと
置かれた空間があったとしたら
私は中途半端な位置にあって
ずば抜けた2者には敵わないと思う
はっとする美しさとその場で息をする自由さ無責任さは
どうしたって届かない
でも生きてきた年月と
呼吸してきた年月と
思考してきた年月は
それはもう圧倒的なはずで
だから人間は面白いのだと
思い珈琲を飲みながら
店内のお客さんを眺め回して
うんうん頷いている稽古終わりなのでした。
今日は通し稽古ならぬ
並べ稽古というものをしてみて
全シーンの息遣いや座組み全員の
人間としての心身模様が
波打ったり凪になったりしている様を見て
これは
どう映るのだろうか
しかして面白いと
思って
輪を掛けた
お知らせをしているのです。
河童とは180度違う。
『これは同じ劇団の公演なのか?』
と思ってしまう瞬間があるかもしれない
そんな新しいダルカラの空間に
是非いらしてください。
あと1週間!
以下詳細です。
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座・高円寺 冬の劇場26
日本劇作家協会プログラム
DULL-COLORED POP vol.15
『夏目漱石とねこ』
作・演出:谷賢一
■出演
東谷英人
塚越健一
中村梨那
堀奈津美
百花亜希
若林えり
(以上、DULL-COLORED POP)
大西玲子(青☆組)
木下祐子
西郷豊
榊原毅(三条会)
佐藤誓
西村順子
前山剛久
山田宏平
渡邊りょう(悪い芝居)
■会場
座・高円寺1
東京都杉並区高円寺北 2-1-2
(JR中央線・高円寺駅北口より徒歩5分)
■日程
2015年2月
05(木)19:00 ☆
06(金)19:00 ☆
07(土)14:00 /19:00
08(日)14:00
09(月)19:00 ○
10(火)休演日
11(水・祝)14:00
12(木)19:00
13(金)14:00
14(土)14:00 /19:00
15(日)14:00
☆…プレビュー公演
○…アフタートーク(谷賢一×夏目漱石)
■チケット(全席指定)
一般:4,000円
U-25:3,500円
プレビュー公演:3,000円
■チケット申込先
http://ticket.corich.jp/apply/61182/004/

■詳細
劇団HP
http://www.dcpop.org/stage/next.html

■あらすじ
「吾輩は、夏目家三代目の猫である。名前はやっぱり、ない。
初代はともかく、二代目、三代目と名前をつけぬ。家人も誰も構ってくれない。放っといてもらう方が気が楽だから不満があるでもないのだが、一体全体、飼う気があるのか、甚だ疑問だ。
この間など、よしここは一つ愛玩動物らしいところを見せてやろうと、主人の膝の上で甘えてみた。すると「抜け毛が酷い、病気だろう。クロロホルムでも嗅がせて殺してやった方が苦しまなくて幸せだ」などと言う。全く人間ほど不人情なものはない。殺されるのも癪だから、せっせと食事し運動して病気を治した。すると今度は主人の方が体を壊して寝込んでしまった。どうやらそろそろ死ぬらしい。身勝手な奴である。
胃病だから食事を控えろと言うのに、人の目を盗んで布団を這い出て、戸棚からジャムを舐めたり、お見舞いの饅頭を盗み食いしたりと子供のようだ。そうして隠れて食っておいて、五分と経たず血と一緒に吐き出して、余計に体を弱らせている。ご夫人が心配してたしなめると、怒髪天を突く勢いで怒鳴り散らす。弱っているので怒鳴るだけだが、吾輩はよく知っている。昔はよく殴っていたものだ。ご夫人や、子供らを。
こんな奴でも死ぬとなると、先生、先生と言って人がぞろぞろ集まってくる。誰も彼も、この男の正体を知らぬらしい。日本を代表する国民的作家、漱石先生と呼ばれているが、何のことはないただの人だ。いいや、人より、さみしい人だ。誰よりもさみしい、一人ぼっちの。そこは吾輩が一番よく、知っている」──
知ってるようでよく知らない、夏目漱石の人となり。三十代半ばで文学者に転身し、孤独、軋轢、すれ違い、そして三角関係の恋を描き続け、どうにかこうにか「さみしさ」を生き抜いた心の奥底を猫と一緒に覗き込む、DULL-COLORED POPの最新作です。

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10日間なんてあっという間…
気付いたら終わってたなんて
今回ばかりは
いやいやいや
是非高円寺まで。
こころから
お待ちしております(u u●)
梨那
