ロシアの侵攻でウクライナ市民の犠牲が毎日報道されています。戦争の悲惨さが心身に沁みるばかりで、一刻も早い停戦を祈るばかりです。メディアではアメリカ、イギリス、そして我が国日本が目立って、「許されざる行為」としてロシアを断罪しています。
もちろん、ロシアの侵略と市民の殺戮は「絶対に許容できない」。
ただ、メディアの報道内容には、いつも、疑義を感じています。
なぜか、2003年にアメリカとイギリスが侵攻したイラク戦争に触れようとしません。このイラク戦争、イギリスを除くほとんどのヨーロッパ諸国、中東諸国、ロシア、中国など多くの国が戦争反対の立場をとり、反戦デモが広がるなか、そうした国際世論を押し切る形で行われました。日本もいち早く支持し途中で自衛隊も派遣しています。しかし、侵攻の理由であった「大量破壊兵器」は、イラク国内にありませんでした。
2011年にアメリカが撤退するまでの間に、子どもや女性も含めた民間人11万6千人が犠牲になった。と、アメリカが報告をしています。一方で、イラク内で聞き取り調査をして報告された民間人死者数は、50万人を超えると言われています。
また、メディアは、ロシアが、クラスター爆弾を使用したのでは?化学兵器を使うのでは?との報道も欠かしません。
イラク国内で非人道的武器として「クラスター爆弾」や「劣化ウラン弾」を使用したのは、アメリカです。事実です。メディアは、なぜこの事実を紹介しないのでしょう。