皆さまへのお願い
下記は、上の北海道新聞の文章になります。
NPO法人「南北海道動物愛護ネットワークみらい」(熊谷昭一理事長)の鈴木洋美副代表(65)が、
128匹の猫と4匹の犬を自宅などで保護し、妻の生子さん(63)と世話を続けている。
保護している猫の約半数は病気や高齢などの理由で譲渡することができず、
治療などにかかる高額の費用の捻出が課題となっている。
鈴木さん夫婦は約20年前から、犬猫の保護活動に取り組んでおり、
現在は動物愛護活動任意団体として発足し、14年にNPO法人の認証を取得した。
道南の保健所などで殺処分されそうになった犬猫などを引き取ってメンバーが自宅などで
保護しながら譲渡会を開き、新しい飼い主へつないでいる。
今年3月までに犬144匹、猫968匹が譲渡されたが、
現在・保護・飼養している犬猫は法人全体で合わせて150匹を超えている。
鈴木さん夫婦は自宅と、猫のために購入した中古住宅「猫ハウス」
の2カ所(いずれも函館市内)で犬猫を保護。自宅では鈴木さん夫婦が子猫や重い病気の猫を世話し、
猫ハウスはボランティアが中心になって世話をしている。
保護している猫のうち毎日通院が必要な猫は6匹で、定期的に通院する猫は20匹以上。
高齢で腎臓が患ってたり、病院で排泄してもらう必要がある猫などもいると言う。
飼育費用はみらいに寄せられた募金や寄付に加え、再任用で市内の小学校で
働く鈴木副代表の給料と年金から捻出している。治療費は動物病院の協力で
安くしてもらっているものの、月平均20万~30万円、手術があった月は50万円を超えることもあると言う。
熊谷理事長も「保護しても譲渡できない犬猫が高齢となり、病気治療に多額の経費がかかっている。
病院代は、みらい全体の経費の6割まで膨らんでいる」と治療費の捻出が課題になっている
現況を説明する。生後約2ヶ月で保護したオス猫のななおくんは心臓が悪く
「1ヵ月生きられるかどうか」という状態だったが、手術をすることで元気を
取り戻した。生後半年で保護した穏やかな性格のオス猫マーちゃんは安心に
力が入らず現在も寝たきりの状態だが13歳を迎えた。
鈴木副代表は「選択はできない。みんな平等に、少しでもできる事はしてあげたい」と話している
支援等の問い合わせは鈴木さん 090-3774-6246