いざ！島根県へ
ミスターNO君も一緒です
出雲へは、千歳から仙台空港経由で行きました
仙台空港で大量のお土産を購入
〈目的地にまだ着いていないのに〉
テンション上がり過ぎて
食べきれないほどのおやつを買う
初めて行く島根県は
神社や名所があちこちに点在していて
電車やJRの乗り継ぎは絶対に無理だと悟り
2日間だけツアーに参加にしました。
〈待ち合わせ場所は 12:50 JR出雲市駅〉
北海道組の私達が
この時間に待ち合わせするには
前日から前乗りしなければ行けない事がわかり
ツアーの2カ所目から遅れて合流する旨を
事前に伝えていました。
やっちまった
程なくして、
仙台空港から出雲空港に到着した私達は
そこからバスに乗り、JR出雲駅へ向かいました
車中、ツアーコーディネーターからの電話が…
「今どこですか？」
「バスの中です！」
「えーっ！バスありました？」
「ハイ！丁度ありました」
「JR出雲駅から
刀剣館までのバスはありません。
いま何処に向かってますか？」
「JR出雲駅です。」
「えーーーーーーーーーー！
出雲空港から刀剣館までは、
タクシーかレンタカーしか交通手段はありませんよ」
「……そうでしゅか。タクシーで向かいます」
私達の乗った出雲駅行きのバスは
ツアーとは全く真逆に向かっていたのでした
JR出雲駅で待ち合わせをした一行が
最初に訪れる場所【櫻井家・重要文化財】
そこから更に奥出雲にある【たたら刀剣館】
みんなと同じ工程で進まなくとも
空港からの方が目的地に近かった
バスが進むほどツアーと離れる
実はバスの乗客は私達二人だけでした。
運転手さんに電話の内容が筒抜けだったようで
「ごめんなさいね。私が乗る前に確認してたら良かったのにね。このバス行き先変更出来ないんだよ〜わざわざ北海道から来たのにね」
「なんもなんも〈北海道弁〉です。運転手さんが謝らないで下さい。私達の下調べが甘かっただけですよ〜何とかします！大丈夫です」
内心不安で一杯。みゆきちは無言になる。
「JR出雲駅についたら、【広島行き】の高速バスに乗りなさいな。途中下車して、刀剣館までタクシーに乗るといい」
「はい！わかりました。
本当にありがとうございます！」
運転手さんは、JR出雲駅に到着してからも
駅の旅行案内所に行く事や、広島県行きの高速バスの発車場所や、切符の買い方まで親切に
私達に説明してくれました。
バスの中、ウワノソラで撮影した
出雲市内を流れる斐伊川
バスを下車後、その場所にみゆきちに荷物を預けJR出雲駅へ走る私。
その時、
側にあるバス停にトランクや大きな荷物を持った人達の行列が私の視界に入っていました。
『島根にいるのに、鳥取じゃなくて広島に向かうの？？？？』
そもそも、地理状況をよく把握していない
ドキドキしながら、
JR出雲駅の観光案内所に行き、ここまでの経過を話すと、
年配の男性職員さんこれまた親切丁寧に
刀剣館までの行き方を説明して頂きました。
詳しく書いてくれたのです。
刀剣館はかなり山奥にあるらしい。
広島行きの高速バスで、道の駅で降りてから
更に車で30分以上かかるらしいのですが…
「あっ！バスが間もなく出発するよ
バスの中でも切符買えるからね」
「はい！わかりました
」
不安で荷物番をしているみゆきちの所に、速攻で戻る私。説明する間も無く、先程視界に入っていたバス停を確認すると
やはり広島行きの高速バスの停留所でした！
バス待ちのみなさんは乗車済み。
しかも最終便の15:30発。
発車3分前！
「みゆきち、このバスに乗るよ」そう告げて
走ってバスに駆け寄り、既に運転席に座っているドライバーさんに、切符を持っていないの旨を説明して乗せてもらいました。
バスに乗り、切符を購入後座席に着き、
みゆきちと顔を見合わせると
不安過ぎて、思わず吹き出してしまいました。
知らない土地とはいえ、ここは日本だよ
なんとかなるよ、大丈夫！大丈夫！
流れゆく見慣れぬ景色を、ただただ眺めていました。
ウケる。想定内だけど
島根の人はみんな優しいね
思い出して、書いてるだけで
今もドキドキしてくるよ
みなさん優しくて
有難かった
実はね、
出雲空港に到着した時、
ツアーコーディネーターさんからメールが届いてたの…
でも
このメールに気付いたのは
広島行きの高速バスの中でした
ハラハラドキドキはこれで終わりじゃあ無いらしい
続きはまだまだあるよ
今日も見に来てくれて
ありがとう