リテラシーとは。

 

"元々は書き言葉を、作法にかなったやりかたで、読んだり書いたりできる能力」を指していた用語。

その後この用語は、様々に類推的・拡張的に用いられるようになり、一般的には「なんらかの分野で用いられている記述体系を理解し、整理し、活用する能力」を呼ぶようにもなっている。そしてまた書かれた(印刷された)言語に限らず、様々な言語、コミュニケーションの媒体(例えば、ボディランゲージ、画像、映像 等まで含む)を適切に読み取り、適切に分析し、適切にその媒体で記述・表現できること」などを指すようになってきている。また「情報がある形で提示されるに至った経緯や、発信者が隠そうとしている意図や目的まで批判的に見抜く能力」まで指すようになってきている。このように、現代には様々な新しいリテラシーがある、と考えられるようになっているのである。

20世紀に放送メディアが発達し、人々はそれらの影響を大きく受けるようになったが、そうしたメディアで情報操作や世論操作が行われ、様々な問題が生じることが増えるにつれメディア・リテラシーの重要性が説かれるようになった。一段高い視点から、「送り手の悪しき意図を見抜き、流されている情報をそのまま鵜呑みにせず、その悪影響を回避する能力」まで指すようになっている。近年では、社会の情報化が進み(情報化社会)、人々は多様で大量の情報が流れ、人々は良くも悪くもそれに影響を受けることが多いため、「情報リテラシー」の重要性は指摘されている。

(Wikipediaより一部引用)

 

 

リテラシーという言葉は、昨今では上述の通り、メディアリテラシーという表現でよく聞かれる様になった。しかしリテラシーという言葉は赤字部で示している通り、コミュニケーションにおける情報・刺激などの真偽や程度、影響性などを見抜く力も示している。必要な情報を取捨選択できないことは、結果不安や混乱を招き、さらなる状況の悪化を招くこととなる。

情報を得る際には、思考の軸を持ち情報の精査・整理を行いながら全体像を捉えていく必要がある。話に一貫性があるのか、話す内容とノンヴァーバルコミュニケーション(表情、視線、声の抑揚、トーンなど)にずれがないかを確認していく。一つの立場の情報だけを鵜呑みにせず、相反する情報など他の情報はないかにも視野を広げていく。

そういったコミュニケーションをとっていくことで、情報に振り回されない自分を獲得できる。

そして自身が情報を提供する際もしかりだ。聞き手の立場にたって、整理して伝えるとよいのではないか。内容に一貫性のない話をすることは、残念ながらそれだけで信用を失いかねないこととなるのだから。

 

本日、はこにわプレートさんに出勤します。

カフェもあと2日。美味しいカレーなどを召し上がって頂くラストチャンスです。

ぜひお運びください。