専門サイトより抜粋〜
2014年3月学習院初等科卒業文集『桜愛集』掲載
「動物たちの大切な命」
動物たちの大切な命
敬宮愛子
道徳の授業で、「ペットの命は誰のもの」という番組を見て、私は、年間二十七万頭以上もの犬や猫が保健所などで殺処分されている現実を知りました。動物たちにも命があるのに、なぜ殺されなければいけないのかかわいそうに思いました。
私の家では、犬を一頭と猫と二頭飼っています。みんな保護された動物です。前に飼っていた二頭の犬も保護された犬でしたが、どのペットも、可愛がって育てたらとても大切な家族の一員になりました。動物がいることで癒されたり、楽しい会話が生まれたりして、人と動物の絆は素晴らしいものだと実感しています。私が飼っている犬は、病院に入院している子供たちを訪問するボランティア活動に参加し、闘病中の子供たちにもとても喜ばれているそうです。
また、耳の不自由な人を助ける聴導犬や、体に障害のある人を助ける介助犬は、保健所に収容された、飼い主の見つからない犬たちの中から育成されて、障害のある人々の役に立つ素晴らしい仕事をしているそうです。私は、このような人と動物の絆の素晴らしさや、命の大切さを、広く伝えていかれたら良いと思います。そして、犬も猫も殺処分されない世の中の実現に向けて、たくさんの人に動物の良さが理解され、人も動物も大切にされるようになることを願っています。
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2014年3月学習院初等科卒業文集『桜愛集』掲載
「犬や猫と暮らす楽しみ」
犬や猫と暮らす楽しみ
敬宮愛子
私は、飼っている犬や猫と過ごす時が、一日の中で心が和む楽しい時間です。犬や猫は、人間と同じように、一頭一頭顔も性格も違います。この違いが、犬や猫などの動物の魅力でもあり、一緒にいることの楽しみでもあります。
今私の家には、犬が一頭と猫が二頭います。犬の由莉は、私が二年生の春に保護され、生後二か月半位で私の家に来ました。来て数日で家にも慣れ、元気よく走り回っていたことを覚えています。成犬となった今も、子犬の時と同じように、家族が帰ってくると、しっぽを振りながらおもちゃをくわえて走り回り、喜びを表現しようとしています。
猫たちは、私が三年生の春に、家の庭で生まれた子猫とその母猫です。元は野猫(注:原文ママ)だったので、慣れるのに時間はかかりましたが、今ではすっかり慣れ、甘えて鳴いたり、なでると目を細めてゴロゴロ言ったりしています。
犬も猫も、誉めながら教えるとよくしつけができます。特に由莉は、出された指示に従う時には、得意そうに目を輝かせてこちらを見て、とても可愛いです。猫のミーも、「おすわり」や「お手」ができます。私は、こんな由莉や猫たちが大好きです。そして、由莉や猫たちがいるおかげで、家族の中の楽しい会話がいっそう増えるように感じます。
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いかがでしょうか。
私、感動してしまいました。
皇室の方々も動物愛護に
心を重ねておられます
動物を通して優しいお心を育まれて
素晴らしいと思いました
今、動物愛護管理法改正に伴い
動物の側から見ての環境作りを
提案させて頂いていますが
そうでない方々もたくさんおられます
最後まで人間の側からしか見れない
考えられない人々、、
残念でなりません