金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」やりますね。
ビデオも持ってるのに、テレビでやっているとやっぱり見てしまうのがジブリの不思議。
ではでは、ジブリ映画で英語のお勉強
英語版の題名はSpirited Away = 神隠し
日本で発売されているDVDには残念ながら英語吹き替えは入っていません。
フランス語吹き替えが入っています。
字幕は英語も入っているんですけどね。
北米版のものだと英語の吹き替えがあって、DVDはリージョンが違うので日本のプレーヤーでは再生できませんが、ブルーレイだと大丈夫ですよ。
さて、主人公の千尋が湯屋で働いていて、腐れ神と間違われるほど汚れた
川の神様が出てくるシーンがありましたね。
千尋のおかげですっかりきれいになって、上機嫌で帰って行くシーン。
「よきかな~」
と言って笑いながら帰って行きます。
この「よきかな」
英語字幕では
"Well done"
になってました。「よくやった」みたいな意味です。
good job もほとんど同じ感じですね。
わたしはてっきり「よきかな」は
"Feel good"とか
"It's nice"くらいの意味かと思っていたので
あれ?あれって、千尋のことを褒めていたの?
と疑問に思い、「よきかな」を調べてみました。
そうしたら「よきかな」は漢字で書くと「善哉」
「ぜんざい」とも読んでその由来はなんと一休さん
お坊さんの一休さんが弟子の作った甘く煮た小豆の汁を食べて
そのあまりのおいしさに「よきかな(善哉)」と言ったのだとか。
なので、「おいしい」とか「すばらしい」とか以外にも褒め言葉として
「よくやった」的な意味にも使えるんだそうです。
なるほど。
神様がどういう意味で「よきかな」と言ったのかはともかくとして
英語翻訳版では千尋の努力に対して「よくやった」と褒めたのだと
とらえたのでしょうね。
英語の勉強のつもりが日本の歴史の勉強になってしまいました
ジブリ映画を英語版で観るのは、色んな意味でおすすめで~す