こんにちは
ジブリ映画「紅の豚」またテレビでやってますね。
何回も観ているのに、やっぱりテレビでやってると観てしまうジブリ映画。
テレビ放送では英語音声は流れませんが、DVDやブルーレイには英語音声&英語字幕がついています。
せっかくなので、ジブリ映画で英語のお勉強をしちゃいましょう
では、「紅の豚」から
有名なあのセリフ
「飛ばねぇ豚はただの豚だ」
ジーナが電話でポルコに言います。
ジーナ 「今にローストポークになっちゃうから。私イヤよそんなお葬式」
ポルコ 「飛ばねぇ豚はただの豚だ」
ジーナ 「バカ!」
このセリフが英語字幕だとこうなっています。
Someday you're going to be a pork roast.
I don't want to go to your funeral.
直訳
「いつかローストポークになっちゃうわよ 私あなたのお葬式になんか行きたくないわ」
A pig's gotta fly.
直訳
「豚は飛ばなきゃならねぇんだ」
Idiot!
直訳
「ばか!」
英語吹き替えでは少し違った表現を使っています。
吹き替え
Keep up the way you are going, and you are goin to be a roasted pork,
and I don't want that happen.
「そんなふうにやっていると、あなたローストポークになっちゃうから。
私そんなことにはなって欲しくないのよ。」
A pig that doesn't fly is nothing but the grounded pork.
「飛ばねぇ豚は・・・ただの grounded porkだ」
ここのところがちょっとミソです。
字幕にはないので聞きとるしかないのですが、確かにgrounded と
言っているように聞こえます。
grounded というと飛行機が地上に足止めされる、という意味なので
「飛ばない豚はただの飛べない豚肉(ピッグじゃなくてポークだから豚肉)」
ということで一応意味は通っているのですが、実はgrounded じゃなくて
ground pork だと「豚ひき肉」になるのです
これは似ている言葉でわざと意味をかけているのでしょうか?
ジーナが「死んでしまう」という意味で「ローストポークになっちゃう」と
料理名で言って深刻さをやわらげているのに対し、料理どころか食材名をかけて
返してくるところが、かっこよくて小憎らしい・・・のかな?
そのあとジーナが字幕ではIdiot! と言っていますが、吹き替えではJerk!と言っています。
ちなみに日本語版のポルコの声は森山太一郎さんがやられています。
しぶい!!!!
英語版は誰かしら・・・と思ったらジャン・レノでした。
しかも、ジャン・レノ、フランス語吹き替えもしていました。
ジャン・レノったらしぶい上にバイリンガル・・・・・・・素敵・・・
![]() | 紅の豚 劇場版 BD DVD (93分収録 北米版 11 Blu-ray ブルーレイ)
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