ソチオリンピックでの感動エピソードがテレビなどで紹介されてますね。

それはスキーのクロスカントリースプリントの競技での出来事。

ロシア代表のアントン・ガファロフ選手(27) レースの終盤、決勝進出をかけてデッドヒートが繰り広げられていたとき、ガファロフ選手が転倒。
すぐに起き上ってレースに戻るガファロフ選手でしたが、そのスキー板は折れてしまっていました。
それでも懸命にゴールを目指しますが、さらに転倒。今度はスキー板が真っ二つに折れてしまいます。
さすがにこれではもう滑ることはできない。
リタイヤやむなしか……と思われたその時、なんとライバル国であるカナダのコーチがスペアの板を持ってガファロフ選手に駆け寄ってスキー板を交換してくれたのです。
実況ではこのとき、まさかその人がライバル国のコーチだとは思わずに「スタッフが今交換板を持ってきてくれました」と言っていました。


これだけでも感動のエピソードなんですが、実はこの裏にはさらに感動のエピソードが!

実はこのカナダのコーチの奥さんもベッキー・スコットクロスカントリー2006年のトリノオリンピックに出場していたんですって。
その時に奥さんのチームメイトのストックがレース中に折れてしまうというアクシデントが。
この時に、ライバル国であったノルウェーのコーチがストックを差し出してくれたということがあったそうなんです。
このおかげで奥さんのカナダチームは金メダル。親切にもストックを差し出してくれたノルウェーのチームはメダルを逃して4位だったとのこと。
このノルウェーのコーチの行動は、メダルは逃してしまったけれどもノルウェー、カナダどちらの国からも尊い行動だったと称賛されたとのことです。

そしてそれから8年。 奇しくもソチオリンピックでのカナダのコーチの感動の行動は、奥さんたちの受けた恩を8年後に恩返ししたことになったわけですね。


こういうの、英語でペイフォワードって言います。

PAY FORWARD 

PAY BACK だと恩を受けたその人に恩返しすること。または悪いことをされて仕返しするってことになりますね。

じゃあペイフォワードは?

映画のタイトルにもなりました。

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原題は「Pay It Forward」です。

フォワード、前に返すということですから、恩を受けたその人にではなく別の人に恩を送る。
そしてその人がまた別の人に恩を送っていけば、優しさや親切がどんどん連鎖していくという考えです。

日本語にも似た言葉がありますね。
「情けは人のためならず」
これは「無駄に情けをかけて優しくするのは結局その人のためにはならない」と誤解されていることも多いですが、本当は「人に親切にすることは巡り巡って自分にかえってくることになるものだ。だから人には親切にしなさい」的な意味ですよね。

まさにペイフォワード。

素敵なオリンピックの感動エピソードでした。

あ、ちなみに英語を勉強していると紛らわしい言葉とか言い回しなんかを説明するのに、とっても便利です。

「ふるさと」の歌詞「うさぎおいしかの山」も「Rabbit yummy!」じゃなくて「Rabbit を チェイス」の方だよ、と言うとすぐ伝わったり  rabbit* 

そういえば、「あかとんぼ」の歌詞「ゆうやけこやけの赤トンボ おわれてみたのはいつの日か」もまぎらわしいですよね~。
巨大な赤トンボに追いかけられて、「きゃ~!赤とんぼ恐い~~!!来ないで~~~!!あっち行って~!」って逃げてるのかと思ってる人絶対いそう……

……って、いないですか?私だけですか?

あ、あとニュースでよく聞くフレーズの「あやまって転落」も、ずっと「謝って転落」だと勘違いしてました。
2階とかの高いところから「あ、○○さん。この間はどうもすみませ…あ、きゃ~~~~!」どすん!!
みたいな感じで頭を下げたはずみで転落しちゃったのかと子供のころは勘違いしてました。
何で高いところにいるときに謝るんだろう?
っていうか、人に謝罪するときは上からじゃなくて、まず下に降りてきて謝るべきだよねと思ってました。

……あれ?オリンピックの感動エピソードを紹介していたはずが、なんか話が変な方向に……。