しばらく適当に走らせていたので、定期メンテをば。

走行毎に毎回はしてませんが、毎月1回程度かな～

普段はブラシでゴシゴシこするだけで手を抜いておりますｗ

フロント分解清掃。ミニッツはフロントがキモですね。

キングピンはABCホビー製の恐らくドライカーボン2mm丸棒をカットしてワンオフしてます。

直径も適切、しなるし剛性は高いし、振動吸収性は抜群。最高です。

高さも調整してウレタン路面を痛めないように注意。

キャスターは3度。ナックルは2度で落ち着きました。

アッパーアームマウントは0.25mmだけ底上げしてます。

アッパーアーム軸は敢えての純正鉄を磨いてスルスルにしてます。

ステンだと径が細くてガタが酷いので、純正を磨いたのが一番具合が良い。

ナックル上はシム0.5mm、下に0.25mm。史上最もナックル上下高が短い状態です。

これだとアッパーアームにホイールが当たりそうなので、ホイール内側にシムを入れて調整してます。

（外径6mm、内径4mmのシムをホイールと内側のベアリング間に挿入すると気軽に調整出来ます。お勧め）

バネは04用パープル。04シャーシとの相性はバッチリですね。

この辺はプラスチックセーフのパークリを吹いて油分や汚れを各種ブラシでこすり落としています。

ゴシゴシこするの大事ｗ

次はオイルダンパー。タミヤ600番を入れてますがピストンはMBW製スペシャルなので随分減衰が上がります。

メンテサボってオイルが漏れていてスカスカでしたｗ

ダンパーはピストンがキモ。もっと色々出来そうですが、まあ満足しています。

特に引きダンパーとかはしてなく、普通に組んでいます。

四独のダンパーとは動く方向が逆なので、敢えて引きダンパーにする必要は無いかと思ってます。

伸び側の減衰が適切ならぶっちゃけ何でも良いですｗ

さあ、結構興味しんしんのスラベアボールデフのメンテ。

やはりスラベアは随分汚れますね～

シリコンオフのお風呂に入れてじっくり油分を溶かして行きます。

グリスはモリブデングリスだとモリブデンの消しゴムのカスみたいなのが残ってしまう（モリブデンは固形潤滑材）ので、自分はGグリスか魁の赤グリスを使ってます。

最近は赤グリスが多い。

これ、ちょう度も良い具合で滑り具合も気に入ってます。極圧性も高いみたいですが、まあミニッツ程度の応力ならそれほど極圧性は気にならないかな。

ただ、スラベアになるとダイレクトにアキシャル方向の応力がこの辺に掛かるのでグリスには注意が必要ですね。

ボールデフには魁のボールデフグリスと赤グリスを愛用中。もうこれでしばらくは何も要らないかな。

満足です。

魁のボールデフグリスは定着性が凄いので、お皿には少し塗り、ボールにもこの程度塗れば十分です。

むしろしっかり慣らしをしないと重い感じが消えない位です。しっかり目な感じですね。

ボール用の溝ありのスラベア基部。出来れば溝無しにして点接触にしたいな～

このお皿を削り出しとかで作れないか・・・厚みがトータル2.5mmになればOKなんだけど、実用的かどうかはやってみないと分かりません。

モーターマウントのブレをチェック。ピニオンとスパーを離しつつ指で弾いて空転させます。

おお～素晴らしい！空転具合が最高ですね。さすがMJマウント。

やはりこれ7075の削り出しでは無いだろうか。かなり剛性が高く良い感じですね。

思った以上に応力が掛かる部分だと思うので、フリクションポスト付近の剛性と同様、アクスルシャフト部の剛性も重要。

これはお気に入りになりそうです。

クラさんに教えて頂き加工して使ってるホイールナット。

ミニ四駆のスチールナットを地道にテーパーリーマーで削ってベアリング外輪だけをしっかり固定。

デフ側のホイール固定がグラグラになりがちなのを防止しています。これ結構効きますね。

ベアリング自体のガタ（外輪、内輪とボール間のガタ）はしょうが無いけど、それ以外のガタは防ぎたいですね。

清掃時はこの2つを使ってます。

プラパーツやフロント周りはプラスチックセーフのパークリ。

デフ周りの脱脂が重要な部分は遅乾性のシリコンオフ。

この遅乾性が重要で、良くある速乾性パーツクリーナーだと汚れを吹き飛ばすには良いのですが、脱脂には若干威力が足りず。

シリコンオフでボールデフの脱脂をし始めてから、非常にデフの調子が良くなったので効果は抜群です。

遅乾性のパークリもありますがちょっと高いので、AZのシリコンオフで満足しております。

これお勧めです。

ボールデフはとにかく脱脂が重要。

脱脂と慣らしがちゃんとしていれば十分だと思ってます。

見た目は全く変わりませんが、リフレッシュ済みのマシン。スッキリ気持ち良いですね～

035仕様も熟成が進んでおります。

あとはボールデフの慣らしをじっくりやって、可動部全てにGオイルを塗布すれば完成です。

潤滑がGオイルだけで済んでいるので楽ちんですｗ

上記工程、慣れれば1時間位で一丁上がりですｗ

定期メンテをやって行く