(予めお断りしておきますが、今日は全く政策とか論理とは関係ない世界です。)


 政治の筋からよく聞くフレーズに「元気な日本」といったものがあります。いつも思うのは、そこで言う「元気」って何だろうなと思うわけです。ということで、私が思う「元気」というものを非常に感性だけでどんどん取り上げて行きたいと思います。基本的には「音楽」です。


 まず、いつも「ああ、良い時代だった」と思えるのはこの曲 を聞く時です。最近はレイザーラモンRG絡みで再度取り上げられたりもしますが、これを聞く度に「そうそう、この雰囲気が必要なのよ」とブツブツ家で語っています。横でいつも妻が「あなた、こんな経験してないでしょ?」と呆れています。


 このグループの曲( )を聞くと、「今の時代にこの元気さが戻ってきてほしい」と痛感します。今の時代に絶対に必要なエネルギーだと思います。余談ですけど、青年心に「うーん、岸谷五朗、けしからん」と思ったのも懐かしいです。


 私は実はこの方の曲が大好きでして( )、高校時代に東京のイメージを作っていたのは主にこれらの曲でした。現代でももっと評価されていいといつも思います。なお、1の曲をプロデュースした大内さんは我が街の出身で、いつも良いお付き合いをさせていただいています。


 この曲 は「元気が出る」というわけではありませんが、私には「都会」をイメージさせるものでした。大学時代や役所の新人時代、何の用事もないのに早朝の新宿駅西口のビル街に行っては、ウォークマンでこの曲を聞きながら感傷にふけり、「よし、また頑張ろ」と思ったものです。あと、この曲 は今でも昔を最も回顧させます。「10年前、自分はどうだったか。10年後、自分は何をしているだろうか。」ということをいつも考えます。


 まあ、こうやって纏めると結局は「バブル時代の元気さ」なんだろうと思います。私は決して「バブル経済」が良いとは思いませんし、また、バブルを起こしたいとも思いません。ただ、あの時代、日本は将来を見ていました。何か明るいものが目の前に見えていたような気がします。私が大学に入った1991年は既にバブルが崩壊しつつある時期でしたが、それでも世の中にはまだ楽観主義が満ち溢れていました。


 どうやったら、あの時代の「元気」を取り戻せるだろうか。いつもいつも、上記のような曲を聞きながらしんみりと考えます。勿論、それは我々政治に携わる者の役目です。


 ちなみに最後に、この曲 はバブル崩壊後の1994年に流行ったものですが、何となくバブルの余韻を残しているところがあります。妻が横で「あなたがこのフレーズを言う時はおならをした際の言い訳くらいだ」と酷評しています。


冒頭に書いたとおり、理屈も何もないエントリーでした。