あまり、私はここで地元北九州の話を書かないので、いつも地元では怒られています。ただ、私はこの街に生まれて、この街で高校生まで育ち、そして、今、この街から代表として国会に送り出していただいていることを、とてもとても誇りに思っています。


 そういう思いの一端が、この映像 にあります。自己紹介+街の紹介です。実はこの映像、全く原稿も何も準備せず、事前に30秒だけ思索した後、いきなり撮影したものです。今、見直してみると「ちょっと太っていた時期」と重複しており、ビデオを見て「うーん、いかんな。太っているのが一目瞭然だ。」と反省しています。今は少しだけ改善の兆しが見られます。


 この映像の中では「環境」の話に重点を置いています。このブログでも何度か書きましたが、我が町は相当に環境で頑張っています。最近では「スマートグリッド」の実証実験プロジェクトを勝ち取ってきました。国会でこの件を質問した身としては、とても嬉しかったです。


 これからは「環境特区」です。これはお役所の書類上は「グリーン・イノベーション特区」と呼ばれていたりするものです。今、政府部内では特定の地域で、特定の分野で積極的に規制緩和をして、産業育成に努める「スーパー特区」みたいなものが構想されています。例えば「医療特区」などもそうでしょう。そして「環境特区」もその一つです。


 この「環境特区」、恐らくは全国で指定されるのは一箇所でしょう。そして、指定された地域は環境に関する最先端の技術を呼び込み、発展させることができるでしょう。ということは、うちの街は他の有力な環境特区候補地と都市間競争をやらなくてはなりません。私が見るところでは、スマートグリッドの実証実験地になった横浜市や京都府(けいはんな学研都市)あたりがライバルだと思っています。ということで、最近、私は地元で話をする際「横浜や京都に勝って、うちの街に環境特区を持ってきましょう。」とキャンペーンを張っています。


 都市間競争、これからのキーワードだと思っています。国内でもそうですし、畢竟、世界を見据えても都市間で競争が求められます。狭量になってはいけませんが、都市間競争がお互いの止揚になればいいと思います。