小学校、中学校と授業中は漫画を描き続けていた。高校も入ったはいいものの全く勉強せずに過ごしてしまった。だから当然勉強は全くできない。赤点を取ったり補修に呼ばれて苦しんだりもした。その代わり、興味を持ったことに関しては徹底的に追求した。漫画や絵、音楽など、気に入ったものはとことん探求して、周りから見ても病的と言うくらいに熱中していたようだ。
でもその熱は勉強には全く向かなかった。単純に興味を持てなかったからだ。しかし、学校も仕事も行かず家で無職生活を謳歌している今、ついに日本の歴史に興味を持ち始めた。ネットで飛鳥時代の概説の記事を偶然見つけて読んだのだが、これが読みやすくてそこそこ面白かった。そうなると、飛鳥時代の次、奈良時代についても知りたくなった。同じ筆者の奈良時代の記事を検索して読んでみると、ある発見があった。
「これ、飛鳥時代の出来事とめちゃくちゃ関連してるじゃん!!」
同じ国の連続した歴史なのだから関連しているのは当たり前なのだが、歴史を単純な暗記科目だと思っていた僕にとってはとても新鮮な感覚だった。中大兄皇子と共に蘇我氏を倒した中臣鎌足が藤原氏になって、その子供の藤原不比等が大宝律令を作った中心人物で…と、どんどん続いていく。中学の時に習ったあのつまらない歴史がこんなに楽しいものだなんて思わなかった。歴史は年号と出来事を羅列してあるだけじゃなかった。こんな当たり前のことにようやく気付いた愚かな僕をお許しください、ボルガ博士。
もし学生時代もこんなふうに勉強に興味を持てていたら少しは楽しい青春を送れたのかもしれない。