僕の飲んでいる精神疾患の薬でエビリファイというのがある。その薬にはまったくもって太る要素は無いらしいのだが、僕はいままで自分が太っているのはこの薬の所為だと思っていた。そう思ったのは、僕が精神の調子を崩して入院し、薬を飲み始めてから太ったので、ずっと肥満は薬の副作用なのだと思っていた。それから約6年経って改めて飲んでいる薬について調べてみたら、驚いたことにむしろ太りにくいとされる薬だった。

 

 ではなぜ僕は太っているのか。太り始めた18歳の時に薬以外で変わったことと言えば、生活環境、そして精神疾患になったことだ。生活環境は、それまで学校に行ったりバイトをしていたのをやめて無職になり、一日中家でごろごろするようになったこと。精神疾患は一般的には痩せる印象だけど、実際には逆に肥満になる人も多くいるらしい。どちらが原因かと問われればもちろん両方なのだが、どちらも改善しがたい。精神疾患の所為で一日中ごろごろしているわけだし、精神疾患の治療だって、最善を尽くしているつもりだ。精神疾患はそうそう治るものじゃない。よくて寛解だ。寛解すれば痩せるのかどうかも疑問だし、そもそも精神疾患が原因と言うのが本当なのかも怪しい。普通に怠惰で自制が効かないだけかもしれない。

 

 …これ以上の原因探しは無益な気がしてきた。これからは痩せるための努力を惜しまないようにしよう。