9月の終わり、めちゃめちゃ気持ちが落ちていた頃


人から信頼されるという強さを私に教えてくれた方


私の心を震わせた方

  


私にだけ、心の奥底に抱えてきたものについて
お話して下さった方の訃報が届きました


出会った時、既に腹膜播種もある末期がんの状態で


遅かれ早かれ、予測ができたコトではあったけれど


それでも現実として知らされると
やっぱりショックで


ショックではあったけれど
頑張られたんだなぁ
お疲れさまでした
という気持ちにもなりました


最期は、ご家族が献身的に看病されて
ご自宅で、たくさんのご親族に見守られる中
大きく深呼吸を1つして
旅立たれたと聞きました


ありがとうございました




がんじゃなくても
私たちは、オギャーと生まれた時から
死に向かって生きて行くわけで
命の終わりは、誰にでも必ず訪れるコトで
誰でも必ず経験するコトです


お寺の保育園に通っていた私は、
住職でもある理事長先生が本堂で話してくれた
蜘蛛の糸の話が怖くて怖くて

(夜も眠れなくなるほど怖かったから、多分軽いトラウマだよねww)


死ぬことが怖かった時期が長くありました

(嘘つきな私は、死んだら絶対地獄に落ちると思っていたので、、、爆)


けれど、死というものは
必要以上に恐れるものでも忌み嫌うものでもないんだなぁと
最近ようやく思えるようになりました


人は、いつか必ず死ぬ


それを受け入れて、いつか訪れるその日まで
自分らしく、楽しく生きていけたらいいなぁと思います


父や母が亡くなった時は
まだまだそうは思えていなかったみたいです





生きていれば
気持ちも考えも変わっていく


自分の考えがまだまだ浅いと
思い知らされるコトばかりです


亡くなられた方は、元学校の先生


私が、最後の教え子になれて嬉しかったです