臨床心理士 テクニカルターム 行動査定
臨床心理士
の指定大学院で出題されやすい
臨床心理学のテクニカルタームを紹介します。
【行動査定(行動アセスメント)】
心理検査を行うだけではなく、行動を観察しながらクライアントの
アセスメントを行う方法のこと。
行動査定は構造化の程度に差があり、それぞれの目的によって
構造化の程度を定めていく。
面接法には自然観察法・組織的観察法・面接法に分けられる。
自然観察法はセラピスト側からの働きかけは少なく、
自然に近い形でクライアントを観察する。
生態学的妥当性が高いが、条件の統制はなく、信頼性は低い。
組織的観察法はいくつかの条件の中で時間・行動などを特定して
観察を行う。
面接法は構造化面接と半構造化面接がある。
セラピスト側からの働きかけも多く、質問や観察事項が決まっているため、
信頼性が高いといわれる。