スクープ!バイデンは、ハリスの能力を疑問視
https://www.axios.com/2024/07/22/biden-kamala-harris-election-chances
バイデンの側近によると、「バイデンが再選キャンペーンの中止を躊躇した。その理由は、バイデンと彼の上級アドバイザーが、カマラ・ハリスがドナルド・トランプ大統領に対抗するのは不可能だと心配したからだった。」と語った。
何故それが重要なのか:
81歳のバイデンは、「最終的に党からの圧力で辞退し、ハリスを支持すること」を決めた。
が、彼は不安を感じている。それは、「民主党指導者たちが、ハリスを大統領候補者として擁立した事」を疑問視しているからだ。
ニュース
ハリス候補(59歳)にとっては、民主党候補者として、指名に向け急ピッチで動き出している。来週が、その疑念を晴らす重要な週となる。
バイデン、ビル・クリントン、ヒラリー・クリントン、そして多くの民主党議員は即座にハリスを支持した。
しかし、ナンシー・ペロシ前下院議長、ハキーム・ジェフリーズ下院代表、チャック・シューマー上院代表、バラク・オバマ前大統領などは、すぐに支持しなかった。
オバマ前大統領は、声明の中で、「これから数日間、我々は未知の海を航海することになる。しかし、私は、わが党の指導者たちが、優れた候補者が現れるプロセスを作り上げることができると、並々ならぬ自信を持っている。」と発言した。
注目!
ハリスは、「スタッフの入れ替わりが激しかったり、ハリス自身が、政治的リスクの高い職務から逃げたり」していた為、首都ワシントンでは嘲笑されたりしていた。
この3年半で「ハリスのスタッフの多く」が入れ替わった。
副大統領のスタッフの約半数は、上院議会から報酬を得ている。
これは、定期的な情報開示が義務付けられている。2021年にハリスに雇用された47人のスタッフ。この47人のうち、2024年現在まで彼女の下で働いているのは、わずか5人だけである。
なお、彼女の全スタッフリストは公開されていない。
第一次オバマ政権時に、バイデン副大統領(当時)のスタッフ38人。このうち17人が3年以上、バイデンの下で働き続けた。
ハリスの元側近によると、スタッフの離職率が高いのは、ハリスのスタッフに対する接し方が一因だという。
「ハリスの仕事に対する要求水準」が理由で辞職したスタッフは、一部。
しかし、
上院議員(カリフォルニア州)時代のハリスの下で働いてた人によると、
カマラ・ハリスは、スタッフを厳しくパワハラするという。「スタッフを起訴する」こともしばしば。
象徴的なのは、カリーヌ・ジャン=ピエール(現ホワイトハウス報道官)に対するパワハラである。
2020年の大統領選挙時、カリーヌ・ジャン=ピエールは、カマラ・ハリスの主席スタッフであった。
バイデンの側近たちによると、ハリスのカリーヌ・ジャン=ピエールに対するパワハラは凄まじく、周囲を不快にさせる程のパワハラだったという。
ジャン=ピエールが、ホワイトハウスの報道チームに移ったのは、ハリスのパワハラが原因だという。
陰謀
ホワイトハウスは、「ハリスがチームプレーの出来ない人物と感じている。また、彼女は、政治的リスクのある仕事から逃げることもあった。」と評価している。
しかし、ハリスの側近の方は、「ホワイトハウス、特に首席補佐官のアニタ・ダンが、ハリスの役に立っていない」と感じている。
ハリスの側近たちは、「バイデン側が、ハリスがバイデンの有力な代替候補と見なされるのを避ける為に、わざと、ハリスに活躍する機会を与えなかったのではないか?」と疑うこともあった。
しかし、首席補佐官のアニタ・ダンによると、「バイデンは、ハリスの政治的評価を向上させるため、選挙期間中、中絶の権利を推進していた」という。