践倫理宏正会という宗教に傾倒した山上徹也の母
まず、山上徹也の境遇を不幸にしたのは、彼の母である。
山上の母は、践倫理宏正会という宗教に傾倒し、子供を顧みず、母親としての役割を放棄した。
これが全ての発端となった。
事件後も宗教が最優先 信仰を続ける山上の母
そして、彼の母は、事件後も、変わっている様子は見られない。相変わらず、自身が信仰している宗教の事が最優先となっている。
統一教会が高額な献金を要求し始めたのは、いつか?
諸悪の根源とも言える。献金問題。
統一教会が、信者に高額な献金を要求し始めたのは、いつか。それは、1990年代に入ってから。
これは、統一教会の教祖:文鮮明が、「北朝鮮を敵視する反共産主義から、韓国と北朝鮮を統一する」という方針に転換した為である。
この当時、教祖:文鮮明は、アメリカで脱税をし、日本に入国出来ない状況となった。
しかし、この当時の自民党、宮沢喜一政権が、入国を許可した事で、自民党と統一教会の新たな関係が始まった。
宮沢喜一政権において、
主導権を握っていたのは、金丸信、竹下登、小沢一郎の3人。
彼ら3人は、1992年において宮沢喜一政権において主導権を握り、教祖:文鮮明の入国を許した。
教祖:文鮮明に忖度し、統一教会の献金活動を許した。
では、この当時、1992年に、安倍晋三元総理は、何をしていたのか?まだ議員ですら無かったのです。
安倍元総理が議員になるのは、1993年。教祖の入国を許可されたのが、1992年。
安倍晋三元総理の父親、安倍晋太郎元官房長官は、何をしていたのか。安倍晋太郎元官房長官は、1991年に他界しており、1992年当時は、この世に居なかったのです。
この凶悪犯罪の判決はどうなるか。
無期懲役以上の判決が下される可能性が高いと言えます。
2007年に発生した長崎市長射殺事件。この事件は、殺人罪と公職選挙法違反の2つの罪で有罪となり、最高裁で、無期懲役の判決が下された。
山上の犯行は、選挙期間中に犯行に及んだ事から、選挙妨害である事は、明らか。
また、犯行が行われた事で、全国で街頭演説が中止された状況を鑑みると、2007年の殺人事件よりも選挙への影響力は巨大であり、全国の有権者たちの権利を侵害した。
与野党の候補者、与野党の支持者たち、多くの人々の権利が侵害された。
非常に悪質な犯行である。
犯人の生い立ちに同情し、減刑したらどうなるか?
実は、戦前・戦中期(1925~45年)にも、今回の事件の様に、殺人犯に対して、減刑署名が集められた前例があった。
5・15事件(1932年)である。犬養毅 総理が暗殺された事件である。
この当時は、犯人の主張に同調した者が署名を集め、その声を司法が受け入れ、減刑をし、極刑が回避された。
その結果どうなったか?
殺人事件が頻発し、治安が大幅に悪化したのである。
山上の犯行を肯定している人たちは、おそらく、自分の家族が殺害されたとしても、減刑を望む寛大な人たちなのだろう。
家族が殺された上に、謂れのない事で、赤の他人から誹謗中傷され続ける。
※犬養毅総理の家族は、犬養毅総理が暗殺された後、全く関係ない他人から誹謗中傷され続けた。
私には全く理解できない感覚だ。
統一教会の闇を作り出したのは誰か
山上のお陰で統一教会の闇が明らかになった。こういう声がある。
この闇を作り出したのは、1995年に発足した村山富市内閣である。この当時も統一教会が問題視され、闇が明るみになる機会があった。
しかし、この村山富市内閣は、統一教会を調査しない事を閣議決定した。これにより、統一教会の問題は闇に葬り去られた。
村山富市政権の中枢には、菅直人、枝野幸男、河野洋平、そして、前川喜平
村山富市政権の中枢には、菅直人や枝野幸男、河野洋平がいた。しかし、安倍晋三元総理は、政権の中枢どころか役職も何も無い新人議員の1人であった。
宗教を管轄する役所は、文部科学省である。
この当時、
文科省において発言力があったのは、
前川喜平である。
メディアや山上徹也の不可解なこと
しかし、マスメディアは、安倍晋三元総理を統一教会に絡めて批判はするが、小沢一郎や菅直人、枝野幸男、河野洋平、前川喜平は殆ど批判していない。
山上徹也も彼らを全く恨んでいない。
統一教会を問題視する人たちは、打ち合わせをしたかの様に、小沢一郎や菅直人、枝野幸男、前川喜平は批判しない。
決まって「アベガー」である。安倍晋三ありきの批判である。
これは、非常に不可思議な傾向である。