今日は術後初めての受診。

コロナで超厳戒体制の大学病院へ。ウィルスには強い私もさすがに術後の今ってかからないほうがいいんだろうな・・・と嫌いなマスクをしっかりして病院へ。

子供達の習い事があったので、一度そっちに送り届け、いつもならスタバで時間潰しのところ、今日は病院だ。

こんな日に限って電車は遅延だわ、子供らは途中でけんかして、妹のほうが駄々をこねるわでけっこう散々。

最期にはブチギレで、「ママが病院行けなくてまた入院になってもいいの!?」と脅すと二人ともしぶしぶ。

今日は主治医でないことはわかっていたけど、予想外に男性の医師だった。テープをはがしてくれながら、ケロイドになりやすいかどうか聞かれる。

傷なんてめったにつくらないから、そんなこと聞かれても知らないわ。

でも皮膚が弱くてかゆくてたまらないと言ったら、じゃあテープはいいでしょうと言って、そのままにしてくれた。

かゆいのもそうなんだけど、実際、テープとかを自分ではりかえるとかって面倒なことがしたくないっていうのが本心。

お風呂にゆっくり入れるそうだから、さっそく今日から長湯しよう。

実は昨日までも患部があたらなきゃいいよねって勝手に半身浴はしてしまってた私。

でもなんともなかったし。。。

いろいろと聞きたいことや、貧血気味のことも言いたかったけど、実際にはもう少し痛いくらいで、手術や乳がんのことを考えなければもう今までと同じなので、これ以上色々聞いて自分に制約をかけたくない、やっちゃいけないことを聞いたって、きっとやりたければやるんだろうし(ジョギングとかお風呂みたいに)それならむこうから言われないことは聞かないでおこうと最近思うので、もうだまってたらあっという間に終わり。

ものの3分くらいで病院を抜けて、結局スタバでのんびりできたわ。

テープをはいだら傷口が見えてきた。

写真は最後に温存と決めた時に先生が描いてくれたもの。

上は部分切除の場合の傷口、下は全摘した場合。

実際はどうかというと、乳輪の上を2センチ弱なぞる感じから脇の下2センチくらいまでの10センチ弱の傷跡になった。

全摘だと乳首も膨らみもなくって傷跡だけ残るらしい。

傷口は爪でさーっとひっかいた時みたいに薄くて、乳首も膨らみも普通だからぱっと見はわからない。

説明の時に、上部だからへこんでえぐれる感じになるって言われたけど、そんなことはまったくなくて、Eカップなのに、健側の胸と同じ大きさを保っているなんて、恐るべし脇脂肪。

先生の腕前か・・・?

放射線治療をするとやっている最中は赤くなったり日焼けみたいになるけど、終わると傷口が目立たなくなるって言われた。

このままスムーズにいって、断端陰性であればとりあえずは一息つける。

最近気になるのが再手術のことより抗がん剤。

乳がんってわかった時に、癌→抗がん剤→ウィッグって、もう決めてかかってしまって、それが嫌でしょうがなかった。

でも癌=抗がん剤ではないってことがわかってから、抗がん剤、できればしたくないって思い始めてまた調べまくった。

抗がん剤なしで放射線とホルモン治療の方ってけっこういるみたい。勝手な憶測だけど、生検で抗がん剤が必須だったら、術前にやってたかもしれないし、それをしなくてよかったってことは大丈夫な確率が高いのかも。

Her2が2+っていうのも、境界値みたいだから、結果では陰性に傾くかもしれないし。

ただ、そう思ってネットを除くと、生検と病理検査が全く別だっていう人もけっこういて・・・

乳がんって人それぞれだから、他の人のケースが自分にあてはまるわけないんだけど。

子育てしながら仕事してると、なんでもかんでも起きたことにはさっさと対処して次に行きたいっていう体質になってしまうみたいで、この乳がんってやつの扱いにはまだなじめない。

待たされて、不安にさせられて、決めて、また待たされて・・・

自分の体なのに、どうなっているのかわからないなんて、本当に不思議。

今までこんな体験なかったから、きっとこれは私が一つ身をもって体験しなきゃいけない試練なんだな~と思う。

病理検査の結果まであと1か月ちょっと。

調べて調べて不安なまま暮らすか、何事もなかったように暮らすか・・・

どっちもできずに中途半端なままでいそう。