母が昔から言っていた。
私は小さい頃、すぐに熱を出すから体が弱いのだと思って保険に入れたと。
ところが、小学生くらいになるとものすごい元気。
妹のほうが入院することが多かった。
そんな妹も結婚して一人娘の子育て中。
妊娠がわかったらすぐに仕事をやめて、子供が小さいうちは専業主婦に徹していた。
自分は無理しないからそんなに疲れないのとよく言っていた。
今思うこと。
風邪にめったにかからない、病気になることがないってことは病気になりやすい(重病ではない)人に比べて圧倒的に活動量が違う。
だって休まないから。
私だってちょくちょく風邪引いていたら、いやでも朝活なんて続けられないし、会社休んでも家事もできずに一日寝てるよ。
でも365日元気だと、強制的にでも休まない限り普通はずっと活動している。
うちの夫が怠け者なのは若い頃に活動しすぎて髄膜炎を起こしたからだと思う。
やっぱり何かしらで病気をしたことがある人って、自分の限界を知っていて、無理をしないようになっている気がする。
こんな私でも、3年くらい前に働きすぎの睡眠不足で強制的に休職になったことがある。その時はパニック障害を起こしていたからやむを得ず。
1か月の休みの最初だけ睡眠薬をもらって、ずーっと眠り続けた。でも睡眠薬はばかみたいに効くので、眠くて眠くて。
でも目覚めた時のだるさが本当に嫌だったのですぐに飲むのをやめた。
家にいても結局ぼーっとすることができず、なんだかんだ子供の世話やら普段できない大掃除やらをしてすごしてしまった。本当ならここでしっかり休むべきなのに。
そして復帰後は見事に元の生活に逆戻り。
なんだか有益なことをしていないと気が済まない性格。
暇が一番の大敵。
こんなことでがんの治療なんてできるのだろうか。
ぼーっとしたり、よく寝たり、あんまりいろいろ考えないってことが健康のもとなのかも。
最近娘が図書館から借りてきて、何度もリクエストする絵本が「ふゆねこ」。
なんとしょっぱなからお母さんが死んでしまう話。
お母さんが死んで悲しんでいる女の子と不思議な猫の物語。
読んでいてこっちが涙ぐんでしまう。なぜこれに惹かれるのか?
なんか本当に死亡フラグがたってる気がするんですけど。。。
病気で入院するなんて、ますます言いづらいよ。
息子は小学生らしく「がんです。がーん!!」なんてかなり昔っぽいことを言ってケタケタ笑っていたことがあったから、やっぱりがんってそれなりに怖い病という認識はあるらしい。
まずはがんという病気について教えてからではないとへんな誤解を生むかも。
でも、いきなりがんについて語り始めたらそれはそれで相当変だよ。