今日は栄光ゼミナール主催の渋谷教育学園渋谷中学校(通称:渋渋)の説明会に行ってきました。

息子には男子校!!

共学なら地元の公立で十分(かなり評判いいので)ニコニコ

とずっと思っていましたが、説明会の案内をみて、行けそうな学校を探してみて、今日行けるところがここだけだったので、取り合えず申し込んでおきました。

ところが、結構人気だったみたいですぐにキャンセル待ちになってしまってたようです。

昨日までなんとなく乗り気じゃなかったのですが、会社からもそう遠くないし、お天気も上々だったのでちょっと抜け出していってみました。

予想以上に保護者がたくさんびっくり

男性の姿も目立ちました。

また、これまでちょっとだけ行った男子校の説明会と保護者のカラーがけっこう異なることも驚きでした。帰国子女枠が一割あり、一度合格したら外へでてもまた戻ってこれるらしく、海外赴任の可能性のあるご職業の方々がけっこういるのかもしれないです。

あと、行く道々で小耳にはさんだママたちの会話で、栄光ゼミナール生じゃない方がかなりいるようです。ちなみにサピックスのお話されてました。

結論からいうと息子にはちょっと。。。という感じ。

でも、うちには来年小学校に入学する娘もいるんで、女子にはいいかもです。

うちの場合、運動系はダメなので、体育館せまいとか、校庭ないとかはいいんですが、生物部がなかったので。

ただし、校長先生のお話しや学校の雰囲気はすごくよくって、偏差値がゆるせば入れてあげたいと思わせる学校でした。

校長先生曰く、日本の学校って、富国強兵がもとになってて、強兵の為にはグランドが必要で・・・

みたいなことでした。

 

「自調自考」の力を伸ばす。

国際人としての資質を養う。

高い倫理観を育てる。

この3つが教育目標。 「自調自考」については生徒全員に「シラバス」が配られたり、授業開始のチャイムがなかったり、自分で選択できる授業が多かったり、と納得でした。

国際人のほうは・・・それはそれは素晴らしく、ここで学んだら海外の大学とか行きたくなっちゃうんだろうな、と思いました。

ただ、英語が好きって子がいっぱいいそうな感じは否めないです。

 

受験については、昨年の2月1日の合格最低点が男子182点、女子197点。今までどうやって共学ってバランスとるんだろう?って思っていましたが、ここの学校は女子に人気なので、女子を先に上位からとっていって、男子を上位からとっていくと男女のバランスをとるとこういった開きがでるんだそう。でも、男女の差が15点以上あかないようにしているとか。

受験対策として、男子も女子も第一志望なら1日、2日、5日全部受けたほうがもちろんいいが、男子の場合は御三家を1日、2日を渋渋、3日を筑駒とかっていうケースがあるらしく(うちには手が届きませんが)、2日の合格者はかなりの人数いて、ごっそり抜けていくらしいです。

女子は違って、渋渋熱望組が1日から受けにくるということでした。

なので、男子はともかく女子は一点を大事にして下さいと言ってました。

なんでも今年の1日は合格最低点に1点及ばない子が7人くらいいたので、あげてあげたかったんだけど、女子はみんな第一希望にしているから、男子との調整がつかず、あきらめたそうです。

説明会終わって、学校見学も自由で、いきなりエレベータのったかと思うと、先生はおらず、勝手にみていいことになってました。

前にいった男子校は10人くらい組になって先生がツアーして説明してくださったので、違いにびっくり。

ちょうどお昼休みで、わらわらと生徒がでてきて、売店に押しかけ、教室やいろんなところでランチしてました。

スマホの持ち込みもOKらしく、みーんなスマホみながらランチしている姿はなんかうちの会社ランチ風景?

今どきはみんなそうなのか?

でも、グループでかたまって楽しそうにワイワイやってる子もいっぱいいました。

カフェテリアを通るととっても上手なピアノの演奏が聞こえてきて、のぞくと、男子生徒が一人熱心に弾いてました。

都会の中の狭い校舎ですが、この中にこんな世界があったなんてって感じでした。

娘の時にここを思い出したいです。