旦那と死別して
2年半以上が経った

死別当初 何故自分が
このロシアンルーレットを

引き当ててしまったのかと
理不尽さに苦しみ 嘆き悲しんだ

そんな時
死別ブログに助けられた

自分だけじゃない

この世界のどこかで
同じようにもがいている仲間がいる

それだけで
救われた気がした

けれど しばらくすると
怖くなった

死別後 3年経っても
5年経っても 7年経っても

毎日悲嘆し
苦しみ続けている人がいる

心を壊して
どんどんエスカレートする悲嘆

読めば読むほど
底無し沼の絶望が広がっていた

死別当初と今の私は違う

死別という共通点があっても
日々感じる温度差

悲嘆し続けることを
求められているような錯覚

同じようでいて
決して同じじゃない

でも 通ってきた道だから
分かることも多い

死別した当初の苦しみ
相続等の手続きに追われる日々

一段落した後の体調不良
落ち着いた?と聞かれる嫌悪

絶望と諦めのエンドレス
笑える日は二度と来ないと思う日々

立ち直った人への嫉妬
立ち直れない人への苛立ち

アメブロには
死別カテゴリーがない

なくて良かった
あったら 私は追放される

某ブログサイトの死別カテでは
楽しい記事は攻撃されると聞く

ランチや旅行や
まして新しい恋の話はご法度で

楽しい記事を書くやつは
カテ変更しろと迫られるとか

もっと ずっと 凹みたいなら
アメブロじゃない

別サイトへおいきなさい

私は 死別しても
楽しい記事も書きたい

子供がいるのに
いないことには出来ない

友人がいるのに
いないことには出来ない

だから 友人に旦那がいるのに
いないテイで喋れとは思わない

友人の旦那は
私の欲しい旦那じゃないから

それでも スーパーで前を歩く
ボーっとした夫婦連れには

心の中で
そっと悪態をつく ( *´艸`)