去年の今日、朧が旅立った日です。
去年の夏過ぎから立てなくなって、過去最大に介護が長かった…
休めの体勢で1日を過ごし、食欲も衰えず排便も快調(たまにOPPだったけどね)だった。
ただ厄介だったのは褥瘡。
酷い時は骨まで達してた。
私は人の怪我とか介護は絶対無理だけど、犬の怪我病気介護は全く苦にならなくて。笑
患部の膿を取り除いたり、消毒液や薬を塗ったり(割と適当だったけど)、週末は土日のどちらかで娘を召喚して下半身洗ったりと我ながら献身的にお世話してました。爆

朝出かければ12時間近くの留守番を余儀なくされる我が家の犬たち。
元気な子はバリで(悪戯しない沙良と毬萌は室内フリー)、バリの出入りが苦になってくると室内フリーで過ごさせます。
自力で立てなかった朧は、暇だと身体の下に敷いてあるペットシートを食い千切って撒き散らすという悪戯を毎日してて…
寝たきりの爺さんなのに良く私に叱られてた〜
親友が朧のベッド仕様に作ってくれたシーツも、何枚もダメにしたっけ。
その度に何枚も作り続けてくれた親友に、今も本当に感謝してます。

あの日。
仕事から帰ったら朧の様子が変だった。
「あー、そろそろ危ないかな」って思いながら若人たちの散歩を終えて、夕飯の支度してボッチ食べ終わった頃から、朧が「ヒャンヒャン」言い始めて。
見るとベッドからずり落ちて文句言ってる…
体勢を直して大人しくしてるかと思うと、また「ヒャンヒャン」文句を言うの繰り返し。
「大概にせいやっ!」と叱られ、あまりにうるさくて毬萌にも唸られ。笑
しばらくすると大人しくなり…
その時には息を引き取ってました。
旅立つ直前まで朧は朧でした。
「やっぱり今日だったのね。『仕方のない奴」って兄ちゃんがお迎えにきたかな?沙良は鬱陶しがってんだろうなぁ〜。その様子を遠くから黎は眺めてるんだろうよ…苦笑」なんて事を思いました。

でも黎がいなくなった寂しさを、朧だからこそ癒せたんだと思うの。
朧を思い出すと笑う事ばかりだから!
遺骨になった今でも、たまにヘンテコな事をしでかして笑わせてくれます。
それはまた後日。苦笑