前回の記事で書いた32畳の応接間に飾られた祖父の写真。
実際は80cm四方だったかもしれないが、
思い出の中では100cm×120cmくらいはあったという印象だ。
前歯が結構出ていて、豪快に笑う笑顔が印象的だった。
なんというか、笑いで包み込むような力
人懐っこさがあったと思う。
おそらく、身内もいい笑顔だと思ったから
応接間に飾る写真は豪快に笑っている写真になったんだと思う。
祖父は、明治生まれにしては背が高く、身長172cmで
軍服を着た若かりし頃の写真を見たことがあったが細面でイケメンだった。
私が知っている祖父は、すでにそれなりにお腹も出て恰幅もよかった。
加えて背が高いので、背の低い人が見たら
ジャイアント馬場かアントニオ猪木くらいの迫力だったかもしれない。
その上、明治時代のお偉いさんがそうだったように
鼻の下にチョビひげを生やし、黒縁の眼鏡をかけていたので、そのままだと少し強面の感じもあった。
しかし、ひとたび笑うと、表面的な怖さは吹っ飛ぶのだった。
そんな祖父の顔が大アップになっていたので
直視しなくても目に入るわけだが
子供心にも、”あ、おじいちゃんが笑ってる”という感じだった。