notes考察

※30.6.2最終

※30.9.20修正




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ナムジュン



20.3.20テテのnotesより

アジト前で、ジンが校長に電話した事を見聞きし息を飲む。

ジンに気づかれ、動揺するジンに何か理由があるはずだと言った。

去るジンの背中に笑み。

テテもスマートなナム兄さんがそうするなら理由があるんだろう、と見聞きした事は話さない。

問い詰めたりしない。

驚きはしたが、ジンの事を信用してか動揺した表情を見てか、理由がわからなくても責めない。

テテに、ナムがする事は正しいんだろうと思わせる、信頼がある。


20.5.15

引っ越しのため最後の日。整える。

行く場所のない僕らのアジトになってくれた倉庫の教室。

戻って来ないかもしれない。

紙に、生き残らなければならない。

いつのまにか書いた、貧しさ、両親、兄弟、引っ越し。

湿っぽい言葉だと。丸めてポケットに。

汚れた窓に、また会おう、と願い。

学校はやめた。

アジトを整頓したりして、大切な場所だった。

行く場所が無かった。

書き出されたのは、自然とナムの中から滲み出る言葉。

湿っぽい意味があり、あまり見せたくない。

何も言わずに去ったようす。



  21.1217

一日二本の田舎のバス。

振り返ったらいけない。

貧しさは犯罪。

母の疲れた顔、兄弟、病気の父。

貧困から逃れようとしていた。

窓の霜に、生き残らなければならないと。

田舎にいる。

貧しい。

バスの窓に書いたものだから、他人に当てたものではない。

自分に言い聞かせているよう。



22.4.11

テテが同じ言葉の書かれたTシャツ着てる。(ホソクの notesいわく、テテは無邪気に笑ってる)。

テテの背中にあざ。ホソクが息を呑む。

グラフィティーで警察につかまりそうになってたから遅れたと明るく。

警察に捕まりかけたという話題で、背中の痣から話をそらすよう。

明るい空気にしたい。

テテの事情を知っている?



22.5.22

ジンのnotesより、テテやジンの揉めた時に制止した。



22.6.30

来るのが分かっていたよう、エレベーターで黄色いゴムの人。

後ろ姿から全てを読み解く事が出来て初めてひとを理解したといえるのでは。

どこかに自分の事を理解する人がいるのでは。

自分の後ろ姿は見えない。

黄色いゴムの人が気にかかる。

自分の事がわからなくなっている?

  


22.7.13

図書館からガソリンスタンドまでバス。

黄色いゴムの彼女は眠っていた。

言葉はかわさないが、同じ時を過ごした。

ポケットに残ったままだったゴムをバックの上に。

学校に行かず、勉強とバイト。

似たような生活パターンで、同じ境遇か。

自分と同じような境遇らしい女の子に共感。

ヘアゴムはエール?




考察


引っ越しを湿っぽくなる言葉と感じて、貧困や家族と並べているので、ナムは貧しさの為に引っ越しする事になったようす。

学校もみんなの教室も去る事になり、唯一の行き場も去らなくてはならなくなった。


図書館通いをして勉強している。

勉強は必要と思っているか、せめて知識だけでも得たいか、学ぶのが好きで学びたいか。


兄弟もいて、生活の為にもナムは稼がなくてはならない。

母も疲れている。

ここから逃げ出せる状況ではない。

兄弟は家の状況から逃げてしまってるか、働けないか、働いても貧しいか?


ジンに追求しなかったり、揉め事を止めたりする。

テテの信頼もある。

人には何か事情があったり話したくない事もあるという事への理解が感じられる。

誠実な感じ。

合理的で包容力のある役。


湿っぽいのを避ける。

暗くなっても仕方ないと言うよう。


しかし、一方。

鏡を見たりして自分がわからなくなっているよう。

自分を抑圧して、自分をなくしたように今の生活をしている。


貧しさで叶わないか手に入らず、諦める事ばかりの中、黄色いゴムの女の子の存在。

自分だけじゃないと励ましになるようす。


アジトで電話中のジンと話した後、去るジンの背中に笑む。

金持ちでも悩みはあるんだな、という笑み?

案外不器用な人だな、とか。

ジンは、ナムには理由を話したかもしれない。