指を差し入れれば
蜜が絡まり俺の手を濡らした
絶え間なく吐息を漏らす唇を塞ぐと
苦しそうに俺の髪に指が絡まる
知ってるんだ
どこがいいか…
ほら
ここだろ?
あっ…うっん…ん………
いっ…く…っ…
ほら
もっと
感じてよ
俺じゃなきゃダメだって
ちゃんとわからせてやるからさ
脱力した腕がシーツへと落とされる
割って入った脚の間
ゆっくりと俺自身を沈めていくと
脱力していた彼女の腕が
もう一度俺の腕をしっかりと握った
瞳を閉じてしっかりと彼女を、感じる
目を開けると彼女が俺を優しく見上げていた
「ん?」
「ううん
気持ちいい…」
「俺も…」
「もう少し…こうしていて」
「ん?ああ…」
会えない時間
ずっとこうなることを願っていた
彼女の温もりに抱かれ
ただ幸福感に包まれる
静かに動き始めると
その幸福感は熱情へと変わる
もっともっと深く繋がりたい
もっと…彼女を感じたい…
彼女を抱き上げ膝に乗せる
膨らみを両手で寄せ口づけると
彼女が俺の頭を抱いた
「なぁ?」
「ん?」
「たまには
来ないか?」
「え?
どこへ?」
「東京」
「え?東京?!」
「ああ……」
「それ
今、言う?」
「あはは
ごめん」
「…無理」
「なんで?」
「東京って…苦手」
「ははは
そっか…
もっと……お前と会いたいんだけどな」
動きを止め彼女を見上げる
「…ごめん」
「ははは
そんな深刻になんなって」
「好き」
「ああ…俺も」
彼女の首筋を抱き深く口づけた
「今夜は……」
「ん?なに?」
「今夜は……
ずっと……寝かさないから」
…
…
「あはは
了解
そっちこそ
もうダメ…なんて言うなよ」
「もちろん」
