何度も抱き合い
彼女のどこに触れればその吐息を引き出せるか
俺はもう知っている



なのに
会えない時間の長さは
彼女を抱くたびに
まるで初めて抱くかのような緊張感を
俺にもたらす


彼女を満足させようと躍起になるくせに
自分自身の高まりに負けてしまい
早くひとつになりたいと焦ってしまう


彼女の指を口に含み含みながら
今日こそは…と願う


けれど
彼女の反対の手が下腹部へと伸び
ベルトを外しファスナーを下げ
硬くなったそれに手を伸ばした瞬間
呆気なく俺の決意など消えてしまった




彼女の両腕をシーツへと縫い付け
その身体を唇と舌で味わう
絶え間なくあげられる彼女の吐息が部屋に響いた



柔らかな布に守られたそこは
濡れたシミをつくっていた



「濡れてる…」

「あっ…ん
見ないで……」

「いいじゃん」



その布をずらし
彼女の脚を開ける


濡れ光るそこはひくつき俺を待ちわびていた