赤い果実…7 | アラフォーだけど藤ヶ谷太輔くんを好きでもいいですか?
「意外に…肉食?」

にやりと笑うと
そのままベッドへと沈められた
見上げた彼の顔は野性的で
その美しさを更に増していた
ゆっくりと外されて行く胸のボタン
首筋に降ろされる唇
礼儀正しく行われるその行為が
さっきまでの不躾な言動とは裏腹で
ほんの少し戸惑う
もっと強引に無理やり…
そうじゃなきゃ
私は自分に言い訳出来ないじゃない
彼の髪に指を絡めながら
自らの往生際の悪さに失笑した
ここまで来て
言訳も何も無い
彼の髪の香りは
甘くてどこか懐かしく
泣きたくなるような愛しさが
不意に溢れ出した
「ねぇ?」
「ん?」
「キスして…」
強く重ねられ
開かれた唇の隙間
差し込まれた彼の舌に
自分のそれを絡めた

