「意外に…肉食?」




にやりと笑うと
そのままベッドへと沈められた





見上げた彼の顔は野性的で
その美しさを更に増していた



ゆっくりと外されて行く胸のボタン

首筋に降ろされる唇


礼儀正しく行われるその行為が
さっきまでの不躾な言動とは裏腹で
ほんの少し戸惑う




もっと強引に無理やり…


そうじゃなきゃ
私は自分に言い訳出来ないじゃない




彼の髪に指を絡めながら
自らの往生際の悪さに失笑した
ここまで来て
言訳も何も無い

彼の髪の香りは
甘くてどこか懐かしく
泣きたくなるような愛しさが
不意に溢れ出した



「ねぇ?」

「ん?」

「キスして…」





強く重ねられ
開かれた唇の隙間
差し込まれた彼の舌に
自分のそれを絡めた