いつもの駅から電車に乗る



窓に流れる景色を見つめていた

一駅過ぎるたびに

ワクワクとした高揚感よりも

戸惑いが大きくなってくるのを感じた




出逢って間もない男の子の自宅へと

出掛けていく…



簡単に伺う…なんて言って

軽率だったかしら…




今になって

妙な不安感が胸をザラつかせた






彼から送られた住所を地図アプリで開く


もうすぐ降りる駅だ


駅からはタクシーの方がいいと

書いてあったっけ…







タクシーに乗り行き先を告げる




5分ほどだろうか

彼の住むマンションの前へとタクシーは

私を運んだ