私は彼と出逢って

初めて男の人のソレを

愛しいと感じる事が出来た




それまでの私は

グロテスクなソレを口にするなど

想像も出来ずにいた

だから時折夫が要求するその行為に

拷問のような辛さを感じながら

応えていたというのに…





彼のソレには

愛しさを感じて

苦しくなる事も厭わずに

頬ばる事が出きるのだ







彼の吐息が漏れ聞こえると

堪らなくなり

涎を垂らしながら

喉の奥へと導く





何度か口の中へと出されたその白い液体は

この世の物とは思えないほど美味で

いつも私を潤した




「あんたさ
上手くなったよな…」



彼が私の髪を撫でながらそう呟いた





だって…
美味しいの



私の唾液に塗れたソレは

艶めきながら私を惑わした





「ほら…」



彼が私の腕を取り立たせると

寝室へと導いた



彼の香りのするシーツの中

彼に見下されると

このまま時が止まって欲しいと

いつも願っていた

そして

今日は…

このまま…

彼の腕に抱かれている間に

この星が消えてしまえばいいと…

そんな刹那な思いが胸を痛くした




けれど

それは一瞬で

彼の柔らかな唇の感触が

私をすぐさま快楽の海へと投げ出した