「コーヒーがいい?
それとも
紅茶?
それとも…」
「あはは
何でもいいっすよ」
「え?
そう?
じゃあ…紅茶…でいいかな?」
「はい」
「今日は…
とんな資料を持って来てくれたの?」
彼がテーブルに広げるカタログ
どれを見ても
そこからは幸せの香りがして
私は満たされる
こんな家で
宏光さんと
そして
子供と…
そんな事を思っていると
ふいに…
カタログの中の写真を
指差す彼の手が目に止まった
ドキリとする
綺麗に切りそろえられた爪…
「りんさん?」
「え?」
「どうかしました?」
「あ…うん
綺麗な爪だなぁって…」
「え?
あ…そうすっか?」
「藤ヶ谷くん…結婚は?」
「あはは
そんな…全然
彼女すらいませんよ」
「そうなの?
“あいつ、モテんだよね”って…
たかしからよく聞いてたけど」
「え?」
「ふふふ
かっこ良かったもんね
藤ヶ谷くん…」
「今もかっこいいでしょ
あはは」
「うん
とっても…素敵になった」
淡い恋心を抱いていた年下の男の子…
こんな…
穏やかに
彼と話せる日が来るなんて…
嬉しくて…彼に
微笑んだ
それとも
紅茶?
それとも…」
「あはは
何でもいいっすよ」
「え?
そう?
じゃあ…紅茶…でいいかな?」
「はい」
「今日は…
とんな資料を持って来てくれたの?」
彼がテーブルに広げるカタログ
どれを見ても
そこからは幸せの香りがして
私は満たされる
こんな家で
宏光さんと
そして
子供と…
そんな事を思っていると
ふいに…
カタログの中の写真を
指差す彼の手が目に止まった
ドキリとする
綺麗に切りそろえられた爪…
「りんさん?」
「え?」
「どうかしました?」
「あ…うん
綺麗な爪だなぁって…」
「え?
あ…そうすっか?」
「藤ヶ谷くん…結婚は?」
「あはは
そんな…全然
彼女すらいませんよ」
「そうなの?
“あいつ、モテんだよね”って…
たかしからよく聞いてたけど」
「え?」
「ふふふ
かっこ良かったもんね
藤ヶ谷くん…」
「今もかっこいいでしょ
あはは」
「うん
とっても…素敵になった」
淡い恋心を抱いていた年下の男の子…
こんな…
穏やかに
彼と話せる日が来るなんて…
嬉しくて…彼に
微笑んだ