キッチンを片付け終わる

帰ろう…かな…



バスルームから聞こえるシャワーの音


このまま帰っていいのかしら
それとも
声をかけた方がいいかしら…






ああ…もう…


悩んでばかり…
嫌んなっちゃうな…








バスルームの外から声をかける



「あの…藤ヶ谷さん?
私…帰りますから」


なんの返事もない


「あの…!」


もう一度声をおおきくして呼びかける


シャワーが止まる


扉が開き
彼が顔を出す




「うわぁ!びっくりんすんな
なに?
あんたも入りたいの?」



「え?
いや
あの…」


裸の彼を前にして
言葉を失う…



「ほら…」


キャァッ…




彼が私にシャワーをかけた…



「何するんですか?!」

「脱ぎなよ」

「?!」

「ほらっ」

「止めてください…」





手を伸ばす彼から身をよじって逃げる



「おい!冗談だよ!!!」