目が覚める…


カーテン越しの明かりに

夜が明けたことを知る


ハッとしてベッドサイドの時計を手にする

出勤までにはまだ時間があるとわかり

ホッとする


横で眠る彼の規則正しい寝息を

もっと聞いていたい欲望にかられながら

そっとベッドを降りる




熱いシャワーを浴び

情事の名残を消し去る



胸の尖りは触れていないのに

ピンと上を向き

まるで彼を欲しているようだ

昨夜

それを舌で転がした彼の瞳を思い出し

下腹部が疼くのを誤魔化しながら

髪を洗い部屋へと戻る



彼はまだ眠っている…






ただそれだけなのに

こんなにも満たされる…