車のエンジンをかけ

暖まるのを待つ





“よくそれでやってるなんて言えるわ…”



わかってる…


自分が中途半端な人間だってこと




彼女の言ってる事は

当たってる…



だから

腹が立つ…


何も言い返せない自分自身に…






食事しながらの会話は楽しかった

彼女は色んな事を知っていた

そして

知らない事を知らないと

ちゃんと言える人だった



そして…それは

きっと…

自分に自信があるからなのだと思い至る

その自信は…自らが培ったもの

仕事に真摯に向き合い努力した結果の…自信

その自信…

それは今の俺には…無い





そして

それは

ずっと

俺が欲しているもの…