自宅に戻る

冬のひとり暮らしの部屋

いつもは

その冷たい部屋の空気に

陰鬱な気持ちになる

けれど

今日は…違う





身体の奥に残る彼の名残り

思い出すだけで

頬が熱を持ち

その名残りが疼きだす



忘れていた女の部分…



忘れていた…?

いや…

初めて…知った…女の部分




シャワーを浴び

いつものパジャマに手を通す


あ…

でも

彼…来るって









クローゼットの中から

まだ

手を通していないナイトウェアを手に取る



シルクの滑らかな肌触わり

勿体無くて…着ていなかった



そうだ



一緒に買っていたキャミソールとショーツ



ふふふ


私…何してるんだろ

馬鹿…みたい…










その気持ち良い肌触わりと

身体の疲れのせいで

ベッドに入るとすぐに眠りについた