“お試しはもう充分よ”


って…



それは

俺のやり方が

気に入らなかったんじゃないんだ

そうなんだよな




ホッとして

彼女へ一歩近づく






“俺を知りたい…”

それは

俺と同じ気持ちだと

そう…思っていいんだよな












キス…する?

それとも

抱きしめる?





思いあぐねていると

彼女がさっきまでの強張った笑顔ではなく

優しい微笑みを浮かべ

手を差し出した



「こういう時…
なんていうのかしら?
ふふふ
よろしくね…
で…いいのかな」



笑顔の彼女のその手を

俺は

しっかりと握り返した




握手?



ははは





そんなんじゃ…

やだよ









強く握ったその手を引き寄せ

驚く彼女にくちづけた