彼まで黙り込んでしまい
沈黙が流れる
彼…
困ってる
そうよね…
もう…これ以上
ここに居ても…しょうがない
「私…そろそろ行くね」
「え?
でも…友達…」
「彼女?
彼女なら彼がいれば…大丈夫でしょ?」
「…」
「じゃあ…ね」
「ちょ…待って
送るから」
「ありがとう
でも大丈夫よ
それに…
藤ヶ谷くん
先輩を待ってないとダメでしょ?」
「…」
立ち上がり上着を手にする
「じゃあ
二人によろしく伝えてね」
「…」
もう彼に会うことは無いのかと思うと
ほんの少しだけ…
寂しくもあった
もしかして…と
期待する気持ちもあったぶん
昨日の今日…
さらに惨めで辛い気持ちになる
「なぁ!」
「え?」
玄関に向かう彼が大きな声で呼ぶ
「なぁ
もう…
あのさ…
えっ…と…
もう…大丈夫なのか?」
「え?」
「その…
もう…
泣いたり…して…ない?」
「…ありがとう
大丈夫よ」
「俺さ…」
「ん?」
「俺さ…
俺で良かったら
暖めに行くから…」
「?!」
「ぬくもりが必要になったら…
連絡…して」
思いがけない彼からの言葉に驚く
「それは…同情?」
素直に受け取れないのは
きっと…私が…
歳上…だから
「え?
いや…
そんなんじゃ…ねーよ」
「じゃ
からかってるの?」
「え?
からかう?」
「そう…
君みたいな男の子…
こんな歳上の相手する時間なんて
無いでしょ?」
自分で言いながら
胸が痛むのを感じる
彼の言葉は嬉しい
けれど
同情で付き合われるなんて…
彼が私と…
そんな事ある訳ないから…
そう…彼の言葉は同情以外の何物でもない
「同情されるなんて
もっと…傷つくから…
でも…
気持ちだけは…ありがと…ね…」
「なぁ!」
「なに?」
「あのさ
俺の事
好き?
嫌い?」
「え?!」
「あ…
もう面倒くせー
回りくどいことはもういいや
あのさ
俺…」
何を言い出すのかと
身構え…鼓動が早くなるのを感じる
「あ
俺…
くそ…
なんてったら言いんだよ…
あのさ…
前の彼氏の事
忘れられたら…
そん時は…
……俺に…チャンスくれない?」

沈黙が流れる
彼…
困ってる
そうよね…
もう…これ以上
ここに居ても…しょうがない
「私…そろそろ行くね」
「え?
でも…友達…」
「彼女?
彼女なら彼がいれば…大丈夫でしょ?」
「…」
「じゃあ…ね」
「ちょ…待って
送るから」
「ありがとう
でも大丈夫よ
それに…
藤ヶ谷くん
先輩を待ってないとダメでしょ?」
「…」
立ち上がり上着を手にする
「じゃあ
二人によろしく伝えてね」
「…」
もう彼に会うことは無いのかと思うと
ほんの少しだけ…
寂しくもあった
もしかして…と
期待する気持ちもあったぶん
昨日の今日…
さらに惨めで辛い気持ちになる
「なぁ!」
「え?」
玄関に向かう彼が大きな声で呼ぶ
「なぁ
もう…
あのさ…
えっ…と…
もう…大丈夫なのか?」
「え?」
「その…
もう…
泣いたり…して…ない?」
「…ありがとう
大丈夫よ」
「俺さ…」
「ん?」
「俺さ…
俺で良かったら
暖めに行くから…」
「?!」
「ぬくもりが必要になったら…
連絡…して」
思いがけない彼からの言葉に驚く
「それは…同情?」
素直に受け取れないのは
きっと…私が…
歳上…だから
「え?
いや…
そんなんじゃ…ねーよ」
「じゃ
からかってるの?」
「え?
からかう?」
「そう…
君みたいな男の子…
こんな歳上の相手する時間なんて
無いでしょ?」
自分で言いながら
胸が痛むのを感じる
彼の言葉は嬉しい
けれど
同情で付き合われるなんて…
彼が私と…
そんな事ある訳ないから…
そう…彼の言葉は同情以外の何物でもない
「同情されるなんて
もっと…傷つくから…
でも…
気持ちだけは…ありがと…ね…」
「なぁ!」
「なに?」
「あのさ
俺の事
好き?
嫌い?」
「え?!」
「あ…
もう面倒くせー
回りくどいことはもういいや
あのさ
俺…」
何を言い出すのかと
身構え…鼓動が早くなるのを感じる
「あ
俺…
くそ…
なんてったら言いんだよ…
あのさ…
前の彼氏の事
忘れられたら…
そん時は…
……俺に…チャンスくれない?」
