まさかの誘い

自宅にいきなり誘うなんて…

やっぱ…やばい…よな




でも…

どうしても

そうは思えなくて…



それに

興味があった…彼女に…



失恋したと泣いていたのに

もう俺を誘ってる



ふふふ

なに?

どっちがほんと?




たださ

彼女をひとりにしたくはないかな…

情緒不安定っぽくて

ちょっと心配…








明日は休みだし

まぁ

なんとでもなれ…



って

ダメダメ

最近スキャンダル続出で

事務所はピリピリしっからな…




ん?


彼女が俺を見る


「え?」


「何…
うち来るの…嫌?」


「え?
いや…そうじゃなくて」

「はっきり言ってくれていいのよ
そうよね…
時間あれば…彼女のとこ
行きたい?
それに…ゆっくりしたいよね…
そりゃそうよね
気が付かなくて…ごめんね」

「いや
そのさ…」

「ん?
なに?
どうしたの?」

「あんたって…」

「ん?」

「俺を…売ったりしねーよな?」

「売る?
君を?
え?
売るって?
え?
なに?それ」





彼女のその反応に俺は確信した


大丈夫だ

この人は…

そういう類の人じゃない




その後も彼女はしきりに


「ねぇねぇ
売るって?
売られた事あるの?
ねぇ
私も君を買えたりするわけ?
ジャニーズって…裏でそういう事
するんだ…
ねぇ
幾ら?
ふふふ
そうじゃないか?
ふふ
ごめんごめん」



なんて絡んできて

俺は変な質問をした事を後悔した




ウザく絡んで来る彼女

でも

どこか…ホッとする俺がいた