腕の中で固くなる彼女の体…


次の瞬間

彼女が俺の身体を全力で押し返す



「え?なに?
どうしたの?
離して」

「やだ」

「え?
ちょっと…」

「いいじゃん
ちょっとくらい…」

「ちょっとって…」

「ほら…ジッとして」




彼女の背中を撫で

頭を俺の胸へと抱き寄せる




「あんただって
ほんとは
ちょっとは…
期待してたんじゃねーの?」

「え?」

「のこのこ
一人暮らしの男の部屋に上がってさ」

「それは…」

「お互い…大人なんだからさ
楽しもーぜ」

「…」

「俺…あんたのこの香りが好きなんだ」








そう言って彼女の髪に鼻を埋め

優しく耳にキスをした





ウッ…



え?

泣いてる…







「あ…
ごめん…泣くなよ
そんな
嫌なら…
なんもしねーよ」






そう言って

彼女の身体を離そうとした