こちらに向かってくる横尾さん
隠れる事の出来ない俺に気づく
「あれ?藤ヶ谷くん?」
「あ…こんばんは」
「家、この辺なの?」
「あ…はい」
「そっか…大学近いもんな」
「横尾さんは…」
「俺?
俺は知り合いにクリスマスプレゼント
届けに来てたんだ
すくそこのアパート」
「そうなんですか」
「インターンシップどうだった?
そういえば…メールくれてたよな?
そうだ…今から
飲みにでも行くか?
あ…
クリスマスだもんな
これから
彼女んとこでも行くのか?」
「いや…そんなのいないんで…」
「そうなのか?
男前なのに…」
「いや…」
「用が無いなら…行くか?
クリスマスに男同士ってのも
なんたけど
まいっか…」
俺のバイト先の居酒屋へ向かう
インターンシップ後の事を相談しながら
俺の頭の中は
るいと彼女が
横尾さんに向けていた笑顔で
いっぱいだった
ひとしきり仕事の事を相談し終えた俺は
思い切って聞いてみた
「あの…実は…さっき見たんです」
「ん?なにを?」
「横尾さんが部屋から出てくる所…」
「部屋?…
あ、アパートのか?
ははは
で?」
「え?…あ…彼女…さんなのかと…」
「ははは…違う違う」
「え…?あ…そうなんですか?」
「うーん
どう言えばいいのかな
昔…好きだった人とでもいうのかな
まぁ…今でも…好きっちゃ好きだけど」
「…」
「でもな…
彼女の中には
ずっーとひとりの男がいるからなぁ…」
「男…」
「ああ…敵うはずねーんだよ
絶対に…
……死んだ奴にはな…」

隠れる事の出来ない俺に気づく
「あれ?藤ヶ谷くん?」
「あ…こんばんは」
「家、この辺なの?」
「あ…はい」
「そっか…大学近いもんな」
「横尾さんは…」
「俺?
俺は知り合いにクリスマスプレゼント
届けに来てたんだ
すくそこのアパート」
「そうなんですか」
「インターンシップどうだった?
そういえば…メールくれてたよな?
そうだ…今から
飲みにでも行くか?
あ…
クリスマスだもんな
これから
彼女んとこでも行くのか?」
「いや…そんなのいないんで…」
「そうなのか?
男前なのに…」
「いや…」
「用が無いなら…行くか?
クリスマスに男同士ってのも
なんたけど
まいっか…」
俺のバイト先の居酒屋へ向かう
インターンシップ後の事を相談しながら
俺の頭の中は
るいと彼女が
横尾さんに向けていた笑顔で
いっぱいだった
ひとしきり仕事の事を相談し終えた俺は
思い切って聞いてみた
「あの…実は…さっき見たんです」
「ん?なにを?」
「横尾さんが部屋から出てくる所…」
「部屋?…
あ、アパートのか?
ははは
で?」
「え?…あ…彼女…さんなのかと…」
「ははは…違う違う」
「え…?あ…そうなんですか?」
「うーん
どう言えばいいのかな
昔…好きだった人とでもいうのかな
まぁ…今でも…好きっちゃ好きだけど」
「…」
「でもな…
彼女の中には
ずっーとひとりの男がいるからなぁ…」
「男…」
「ああ…敵うはずねーんだよ
絶対に…
……死んだ奴にはな…」
