買い物を終え帰宅すると


実家の父からファックスが届いていた




伯母の数回に渡る抗癌剤治療は効果が無く


抗癌剤を変更して更に投与が必要 だそうだ





当初の医師の説明通り


予測していた事態だ






さぁ どうするのかな… 実家の方々は




こればかりは 私にもどうにも出来ないよ…


ワタシの気持ちの中で 実家と決別してから…





とても心穏やかに 楽しく過ごしてる


買い物行きながら鼻歌なんか歌ってたりして


もっと落ち込んだり 罪悪感に苛まれたりするんだろうと想像してたけど


全く上機嫌に過ごす日々




来月には長期休暇で夫が帰って来ることだし


旅行や遊びの計画でも立てよう
実家にファックスを送った数日後の午後


買い物から帰ると 父からファックスが届いていた


『気持ちに余裕が出来たら来て下さい


待っています』


母の動揺振りや 老いる事への弁明の内容はあったけれど


謝罪や労いの言葉は一切なかった


母も伯母も在宅しているであろう送信時間





やっぱりだ


いつもは威勢がいいくせに


こういう時は決して自分では何にも言って来ない母


きっと闘病中の伯母には 私からのファックスは見せておらず


適当な訳を作って 急遽自宅に帰らなくてはならなくなったとでも説明してるんだろう










でもね お父さん


親と子の間でも 言ってはいけない事って


私はあると思うんよ


言葉は一度でも 放ってしまったら 相手に届いてしまうんよ


私は許せそうにないわ









オトウサンゴメンナ


ワタシハアナタタチヲ


ステルカモシレマセン
実家にファックスした後


何だか呪縛から解放された気分になり


数日間の不眠もあってか


私は久しぶりに熟睡した




そしたら別れてから10年程になる


Aちゃんの夢を別れてから初めて見た




Aちゃんは何にも言わず ただ私を抱きしめてくれていた


私は心から安心仕切って


夢の中でも眠っていた




結婚前の数年間 父親程も年の離れたとAちゃんと過ごしました


あなたは誰よりも私を理解して下さいましたね


「その年でこんなに稼いでお前は偉い すごいな」


親からも褒めてもらった記憶のない私は


本当にうれしかったし


一層がんばれました


そして甘える事を知らず 抱きしめてもらった記憶のない私を


「早よ来い おいで」


両手を広げ 抱きしめてくれましたね







もう還暦も過ぎたでしょうが


お元気にされてますか?


『まりんには結婚なんて向いてないよ』


別れる時あなたが言った言葉


当時は負け惜しみかな と思ったけれど


当たってましたね


やっぱり私の事を良く分かってたんやね


Aちゃんありがとうございました



「○○さんが(夫)久しぶりに帰って来た時に濃いいの出してもらったら子供なんか出来るやろ」


「そりゃあ嫁さんの孫より娘の孫の方が自由になるしかわいいわ」


「お母さんは1人付き添って○○に行くから(伯母の住む自宅のある街)


あんたがここ(実家)に来て お父さんと○○(実弟)の世話しに来てくれたらいいのに」


「働いてちゃんと貯金しとかなあかんで」


現状をかえりみず支離滅裂・無理難題な要求ばかりしてくる母親


『あなたとは今後一切関わりたくありません』


相変わらず自身の病気については 「分からんわ~」と言い続け


人任せの割には人のアドバイスを素直に聞かず


「やっぱりここと違って○○が(伯母の住む街)住みやすいわ~」等


気に食わない事があるとやんわり嫌味で応戦して来たりする伯母


毎日の日課は… 伯母も母親と同じく とある宗教の熱心な信者の為


とにかく拝む事 そして肌のお手入れと足のマッサージ


膝関節が悪くなり始め 長期の安静生活から下肢の筋力が落ちており


歩く後ろ姿はまるで80代のばあさんのよう


自宅に帰るつもりならもっと体力を付けないとと運動を勧めても


ふらふらと近所のスーパーに買い物に行くだけで自己満足してはるし…


そりゃあ突然の病気で辛いでしょう


義弟の家で世話になるのはストレスも溜まるでしょう


早く治療を終えて自宅に帰りたいでしょう


これから人生楽しむぞって時での突然の癌闘病生活


そりゃあ八つ当たりのひとつでもしたくなるでしょうね


『我を通すなら人に迷惑をかけるな 治療が上手くいく事を陰ながら願っております』


そんな姉妹の姿を 父はどんな気持ちで見ているのでしょうか。。。


本心では言いたい事が山ほどあるでしょうが


きっと言っても無駄だと思っているんでしょうね


『あそこまで言いたい放題な我がまま妻にしたのはあなたの責任でもあるのでしょうから


ある意味仕方ないのかもしれませんね


悪いけどブチギレる前に私はギブアップさせてもらいます


何か困った事があればいつでも連絡して下さい


とにかくあなたのお身体がいちばん心配ですから…』


夜明け前 実家を抜け出し自宅に帰った私は こんな内容のファックスを実家に送った