前回からの続きとなります
ひとつ前の記事より・・・
最初は私の作る食事を
我慢しながら食べていた主人も、
マクロビオティックの調理法を
きちんと習うようになってからは
「美味しい」と言って喜んでくれるようになり、
主人も変わりました。
家事や育児を積極的に手伝ってくれるようになったのです。
●まさに奇跡！長女の病気が自然治癒
私はまさに、
「健康で幸福な人になる秘密」を手に入れたのです。
そして、
この「食べ物と人間の心と体の関係の秘密」を
自分だけで独り占めにするのはもったいない！
自分自身の体験の中で子どもから学んだことを、
人に伝えて行こう！
と思いました。
そして長女が１歳の時、２００４年９月に
「自然育児サークルGreen*Mom（グリーン・マム）」
を立ち上げました。
昔ながらの知恵に学び、
お母さんの勘を信じる「自然育児」を普及させ、
健康で幸せなお母さんと子どもたちを増やしたい
という願いから、
桜沢先生の教えである
「健康で幸福な人になる秘密」を
ばらまく活動を始めたのです。
私たちのサークルが目指しているのは、
昔ながらの知恵が失われた今、
自然なお産や母乳育児から学んだ
自然な子育てや暮らしの知恵を
母親同士で伝え合える社会の実現です。
心身ともに健やかな子どもを育てるためには、
私たち母親自身が目覚めて立ち上がり、
同じように子育てしている母親を支援していくことが
とても大切だと感じています。
その後、次女を妊娠し、
２００６年１１月には
感動的な自然出産を体験できました。
長女の妊娠中はひどかったつわりや腰痛も、
次女の妊娠中には全く悩まされることもなく、
とても快適に過ごすことができ、
お産の直前まで
マクロビオティックや食の勉強に行っていました。
そして、お産はとても楽で感動的でした。
次女は３,７００ｇもありましたが、
助産院に着いて
わずか３０分も経たないうちに生まれてきました。
体が整っていたら、
お産の痛みはほとんど感じず、
宇宙の神秘を感じ、
自然なお産は本当に素晴らしく楽しいものなのだ
ということを知りました。
（長女は産婦人科出産で
２,６６０ｇで生まれましたが、
破水から始まった微弱陣痛で難産でした）
「これなら何人でも生める」と思いました。
昔の日本人は自然な食事と生活で、
自然に子どもを生んでいたから、
子だくさんであったのでしょう。
次女の時は育児も最初からとても楽で毎日が楽しく、
「泣いている理由が分からない」
というようなことはまずありませんでした。
食生活を変えることによって、これだけの違いがあるのです。
あれから６年。
長女の病気はかなり自然治癒しました。
本当に奇跡としか思えません。
久しぶりに長女を見た知人は、
「手術して切除したに違いない」
と誰もが思うようですが、
全く医学的な処置はしていないのに、
みごとに血管の腫瘍である大きなこぶは
しぼんでしまい、
色もどんどん薄くなりました。
アトピーはおろか、
虚弱体質だった長女は今では、
冬でも裸足で薄着でも風邪も引かない
健康優良児に変わりました。
私自身も血液が浄化され、
偏頭痛や冷え性から解放されて
本物の健康を手に入れました。
以前はしょっちゅう体調を崩しては
医者にかかっていたのですが、
医者とは縁が切れ、
気持ちも前向きになりました。
ある日、突然、本当にありがたくて仕方ない気持ちが
心の底からどんどん沸いてきて、
涙があふれてきたこともありました。
「生きているだけで素晴らしい」と、
日々感謝して生活できるようになりました。
まさに「しつけは食育から」といえます。
そして、
胎教というしつけも食育からだということを、
妊娠・出産・育児を通して身を持って経験しました。
食卓が崩壊している現代、
子どもが欲しくても不妊や流産も多く、
少子化は進み、アトピーやアレルギー、
発達障害や奇形、自閉症、多動、
育児ノイローゼや虐待など、
母子が抱える様々な問題を解く大きな鍵を
「食」が握っている気がしてなりません。
私は次世代を生み育てる母親の一人として、
マクロビオティックという東洋の知恵を
普及させることが急務だと
強く感じています。
