生存率
姉から父のことを聞いて、その日はぼーっとしながら帰ってきたような気がします。
旦那の夕飯も買わなきゃ、でも明日から出かけるから買いすぎても良くないな、なんて思いつつ、買ったのはなぜか焼き鳥とおはぎ。笑
家についてからもぼーっとしながらおはぎをひとつ食べ、お風呂に入っていると旦那が帰ってきました。
父のことをなんと伝えようか。
旦那の父も2年前に亡くなっています。
一人暮らしをしていた義父ですが、本当に前触れなく、急な死でした。
旦那の両親は離婚しているため頼れる大人はおらず、葬儀や手続きなど、長男である旦那はやること、決めることがたくさんありました。
義父の出身は遠く、なかなか行ける距離ではありませんが、実家のお墓はそちらにあるので、遠方からお坊さんを呼んで、そちらのお墓に入れるという話になっていきました。
でもその時に旦那の相談に乗ってくれたのは私の父でした。
「お金をかけて拝んでもらって、遠くのお墓に入れるよりも、子供たちがお墓参りに行きやすいところで考えた方がいいんじゃないか。」
と言ってくれたそうです。
結局、義父はゆかりはありませんが、私たちの家からほど近いところに眠っています。
旦那は父にとても感謝していました。
私も、昔から言葉少なくとも優しくて親身にアドバイスをくれる父のことが大好きです。
結局、旦那には帰ってきてすぐに伝えました。
あまりに私の顔がひきつっていて、ただごとでないと思ったそうです。
旦那もショックを受けていましたが、まだ治療はこれからだと普段と変わらず過ごしてくれました。
そして次の日。
私の誕生日のため、近場に出かけました。
美味しいご飯を食べながらも頭の片隅には父のことを考えてしまう自分もいました。
そして姉からの電話。
「今日転院したよ。先生からお話しがあって、またショックな内容だけど。
治療しなければ余命は2ヶ月だったって。
これから抗がん剤の治療をしていくけど、2年後の生存率は30パーセント。80歳まで生きれる確率は1割だって」
とのことでした、
2年後の生存率30パーセント
お医者さんは変に希望を持たせるような言い方はしない。
これが事実なんだ。
と、頭が真っ白になりました。
でも今発見してもらったから治療が出来る。
もちろん父にはもっともっと長く生きてほしい!
姉も同じことを言っていました。
転院先の先生もいい方だと言っていたし、大丈夫!信じよう!