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みしん生活館のブログ

ミシンをこよなく愛し一筋・・・修理プロ
失敗しない購入方法~修理~教室(洋裁・和裁)についてお役に立てればとブログはじめました

 

白いベンチが目印です(手作り)

 

宇土市南段原町46-3

SAKURAガーデン102

 

お店の前が駐車場です

AM10時~PM6:30

 

下取りキャンぺーン実施中!!

リサイクルの職業用・ロックミシンあります

 

 

 

 

こんにちは

 

9月

暦の上では「秋」

 

処暑も過ぎ

体感はまだ「暑い」夏の余韻

 

あれだけの酷暑だと

行動範囲 思考力も

鈍化しますショック

 

でも

 健康一番

損なわない様に

 

「自助努力」

 

走る人頑張ってます走る人

 

 

 

さて

ストレス解消や

ビジネスのリズム作りに

併行したDIY

 

庭のパーゴラ

中々、時間対効果が

ありませんが地味に前進します

 

気温が和らぎましたので

塗装工程

 

 

 

さて

 

今回のブログは

ミシン修理から視点を替え

 

「ミシン個体差による、縫える 縫えない」

能力について解いていきたいと思います

 

初めての一歩「ミシン」

誰もが購入に躊躇う要素が有ります

 

・予算

・使い方

・縫い方

・after

その他・・・・

 

解決策として

・知人に聞く

・知人に借りて使ってみる

・専門店に向かう

・譲ってもらう

その他・・・・

 

どれも正解ですが

 

そもそもは

結論から言いますと

 

「目的の作品」作りの生地に依存

つまり

見合うミシン性能が必ず

要求されます

 

勿論

頻度も大事ですが

 

先ずは縫う目的に

縫えるミシンなのか?

と言う事です

 

 

 

ざっくり説明しますと

厚い生地を非力な玩具ミシンで縫えるか?

 

それは画像を見て下さい

<樹脂製玩具ミシン>

軽いメリットの反面

金属が見えません

 

つまり樹脂(プラスティック)が

支配してます

 

樹脂は紫外線による変色や

経年による劣化現象

クラック(ひび割れ)が必然です

 

まして動力源のモーターは

プラモデル並の超小型

なので非力=縫えない

 

更に付け加えますと

樹脂のギヤにグリースも塗布されてなく

 

音が凄く大きく

寝てる赤ちゃんも目を覚ます音量

 

過言ではありません

アダプター式や電池式の6V電圧

 

 

 

次いでコンパクトの電子ミシン

縫えない事はありませんが

やはりモーターパワーは強いとは程遠い非力

 

なので生地を引っ張って縫うか

貫通しない場合、ハズミ車を人力で下げる

「(針棒)の強制貫通」にて

針の上下と釜回転のタイミングを狂わせます→修理要

 

針棒や上軸も細く(お家に例えると柱が細い)

下軸が鉄の棒ではなく「ベルト式」

これは邪道・・・?

 

 

そしてコンパクトサイズの基本骨組

 

このクラスになりますと

・アルミダイキャストの母体

・モーターも大きく

・針棒・上下の軸も太く安心

それなりに縫えますが機能面

(糸調子やステッチ数)が劣ります

 

この様に「ざっくりな説明」ですが

本体の中が見えない事が

外観や予算またはレビュー判断と

なる事でしょう

 

 

 

そこで

「失敗しないミシン購入方法」

簡単です

 

現物を

・触れて

・試して

・確かめて下さい

 

これだけで分かります

 

ポイントはカタログ等の文字では

伝わりません

 

特に以下3点

・音

・糸目

・貫通力

大きな判断材料となります

 

 

・重量

・サイズ

リアルに感覚的に解ります

 

 

 

つい最近の事例を上げます

これは前置き

「製品を否定」してるのではありません

誤解の無い様にお願いします

 

 

数年前電器店にてコンパクトミシン購入

電話にて「糸目NG」

処分したいと・・・・相談

 

僕「処分の最終決断はお任せしますが

先ずは当該ミシンを見せて下さい」

 

 

ここからご縁スタートしました

ミシンは此方です

通販で見かける現行型

 

確かに糸目(上糸)がきつく

それなりに調整使用

 

持参された小物の縫い目が

少しは厚い生地になりますが

 

余りにも縫い目が小さく

正直、作りたい作品に

見合う「縫い目」は反比例

ふり幅も最大幅NG

 

ミシンの基本的な性能確認で

分かった事が2点程ありました

 

修理調整での修復見積もりを提示

半面

ミシンが縫えない不満が芽生え

ミシンとの距離も感じましたので

 

買い替えも併行しご提案

させて頂きました

 

そこで話は戻りますが

ミシンの基本は「縫える事」

 

「実演」です

ミシンは熟知の専門家として

 

・厚い生地

・薄い生地

・伸縮生地

 

・糸目(糸調子)

 

要は、実物の生地を縫って見せます

音も糸目も嘘つきません

 

これでミシン能力は解ります

 

次いで、必要なステッチや

サイズ・重量

 

電子かコンピューターか?

と的を絞り予算と相談しながら

納得のミシン選びをして下さい

 

先程のお客様は結果

リサイクルミシンでご縁となりました

 

実際、縫って頂きました

 

これまでの旧ミシンと比較し

凄く、「縫える事」

そして何より機能が簡単で操作性抜群

 

笑顔が そして

会話が弾む根拠が物語ります

 

それもこれも振り返り

買い替えは

遠回りされたのではなく

 

前のミシンが教えてくれた

賜物だと思います

 

躓きは前進の糧

 

但し

安くて良いものは

残念ですが「ア・リ・マ・セ・ン」

 

 

やはり 五感を養い

「体験」が何よりの近道です

購入後のアフターもポイントですね!

 

 

 

最後に

修理も同様

当店はお客様の目の前で分解し説明します

 

見えない部分も見えます

 

修理の流れは

・故障の原因の説明

・見積

・ご判断

・修理の場合は画像とアドバイスカルテ

 

 

古くても廃棄の前に

お気軽にご相談ください

 

看板「下の画像」と

白のベンチが目印です