縫いたい生地が縫えない  みしん生活館(熊本・宇土市) | みしん生活館のブログ

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ミシンをこよなく愛し一筋・・・修理プロ
失敗しない購入方法~修理~教室(洋裁・和裁)についてお役に立てればとブログはじめました

  

 

 

クリアランスセール!!

                      掘り出し物あります(先着次第)

                     

 

 

こんにちは

 

秋を満喫

夜長の読書

アウトドア

 

何でもいいんです

 

この時期(ひととき)

 大切に有効に

楽しみたい

 

 

勿論

ボーッとする事も大切ですよ

 

僕は

今年の残り2か月

少しずつ清掃に

準備してます

 

 

 

 

さて タイトル

「縫いたい生地が縫えない」

 

これは単直に

ミシンの性能の違いなのです

 

例えると「車」

 

砂利を運搬する場合

容量・重量に見合うパワー

「エンジンや車体(シャーシ)」が必然です

 

なのに

「軽」乗用車?

不可能ではありませんが

 

負荷かかり過ぎます

運搬目的には不向きですね

 

なので

「軽トラ~ダンプ」

 

話を戻して

つまり縫うのは生地

 

種類は大別して

「厚い・薄い・伸縮」なのです

 

1万円のミシンと極端に30万の違いは

当然ですね

1:30

 

解り易く説明しますと

●エンジンがモーターパワー(貫通力)

●シャーシが樹脂(プラスティック)かアルミか?(重量)

 

ここで縫いたい生地が

縫えるか否かの分かれ道

(ミシン性能が解ります)

 

厚い生地の場合

重なる部分は当然「小高い山」になってる筈です

 

押さえを上げても

入らないミシンもあります

 

そしてスタート

生地の進みが悪い為

生地を引っ張る心理が発生します

 

ミシンは「きつい」ので

ブ~ッ

止まりたいのに

 

人の引っ張る行為が

ミシンへの負荷となり

 

針が曲がったり、折れたり

タイミングエラーの

(ヒューマンエラー)

 

その場合は、修理対応

タイミングを調整しなければ

上下の糸が絡みませんので縫えません

 

 

タイミングエラー調整は可能ですが

最悪の場合、

釜を回す為の下軸歯車が

破損(割れる)修理もあります

 

勿論修理可能ですが

厄介(画像参照)な為

費用負担は高くなります

(メーカーHP参照)

 

 

 

従い、ミシンの個体差

 

手持ちミシンで縫える能力を

生地次第で把握する事が肝要です

 

1万ミシンと30万ミシン

異なる能力の差は

 

刺しゅうや模様縫い等

高機能な付加価値だけではありません

 

「縫う」目的に

頭と体力のバランスを計算されて

作られてます

 

従い「縫える・縫えない」

無理させる=故障=修理となります

 

今後

ソーイング入門者の購入ポイントに

 

予算等の目先だけにとらわれず

1ランク上

 

将来の創作作品&生地を見据え

点検しながら

永く使えるミシンを選びたいものです

 

そして縫いたい生地を

実機で縫う事が失敗しない

ミシン選びとなります

 

 

通販ミシンを否定しませんが

●音

●糸目

この2つはカタログの

文字だけでは届きません

 

 

反対に

高級ミシンだからと

長く使えるモノとも

限りません

 

「点検は必須です」

 

 

付け加えるなら

縫いたい生地が縫えると

 

作品も付いてきますが

縫えない躓きの次の壁は

気持も萎え

費用負担も伴います

 

最後に

糸目キレイ=自動糸調子がお勧めです

 

 

糸調子を合わせる為に

時間が奪われますし

 

何より合ってないと

引っ張ると

糸は抜けます

 

折角の作った渾身の作品(小物・洋服)

生地もデザインも

お気に入り・・・・

 

なのに

「糸目」が・・・では

作品の出来は半減します

 

ミシンの糸目は

作品にとっての命

 

DIYで言う「味」では

済まされません

 

 マシーンから

ミシン

そして

美心

 

 

専門店と言えど

当店の敷居は低く

 

気軽にご質問

そして

生地持参で結構です

※HPでのご質問でも結構です

 

 

「縫ってみて下さい」

 

 

いつの日か

お会いできる日を

楽しみにしてます

 

ご縁です