外から見て何のお店か分からず近寄ると、チュロスを出すカフェだった



歩きだしてい90分経っていたので、休憩には丁度よいタイミングと思い入る



それぞれの机にはひとり客ばかり、私は空いている窓際のカウンター席に座る。注文の時、店主さんの「広い席にどうぞ」と言う言葉に振り返ると机席がひとつ空いていた、お言葉に甘え席を移る



その席はお店の中で完璧なくらい素敵な場所にあり、目の前には1畳くらいの大きな窓、見える景色は日当たりのよい緑のお庭、左手の小窓からは裏庭の景色、BGMは静かなピアノ曲



店内では右斜め前の女性店主さんのスペースからチュロスを揚げるパチパチと言う音が聴こえてくる



ひとり感動していると隣の席からサクサクとチュロスを食す音がして一気に期待感を煽る



程なくしてアイスコーヒーと、少し遅れてチュロスが運ばれてきた



店主さんが「揚げたてなので気を付けて下さいね」と言う



私はもちろんサクサクと言う音を立てながら、ハフハフとチュロスを喰らう!皆同じだから恥ずかし気もなく、当たり前にチュロスの食感を音に出す



ホットチョコレートとチュロスの組み合わせがおすすめとか…でも外はまだ暑くて涼みに入ったのでアイスコーヒーとほんのりした甘みのある塩味のチュロスにした



12月ころにまた来たいな…

そしたらホットチョコレートにチュロスを浸せるセットにしよう



一人客ばかりだったせいもあるが、誰も一言も話さず、店内に流れる曲とチュロスを揚げるパチパチと言う音と台所仕事の音が心地よい空間だった、次も一人で来たいな



ときおり外を通る外人さんカップルが私の目の前の大きな窓の先の方から中を覗く姿が見える、入ろうか悩みながらも過ぎ去っていくのが印象的だった



入りたいけれど躊躇してしまう…きっと私も海外を旅していて、素敵なカフェを見付けても同じように怖じ気づくだろうなと想像したら



ほんの少しだけ遠くを旅する人の気分を味わえた