本当は7月に帰省するつもりだった



それが帰省二日前、息子の新盆に向かう道筋で右膝の痛みが酷く歩けなくなる



帰省は無理だと諦めた



整形外科、マッサージ…それなりに効果はあったけれど、まともに歩けない日々が続き、異様な焦燥感に駆られる



ああ、もう遠出は無理なのかもしれないと落ち込んだ時、もし歩けるようになったら行きたい所へぜったい行こうと思った



まず浮かんだのは息子の管理栄養士の先生が北海道の新設校の教授となり、息子他界後に「うちに泊まりに来て、一緒に北海道の名所をまわらないか」と声掛けして頂いたことだ



その時は「えっ?北海道?この何十年、遠出の旅行などした事もないから行きたい気持ちはあるけど…」と躊躇していたのよね



なのでまずは北海道旅行しよう、いやいや、その前に旅行第一号を飾るのは憧れの地、福島南会津にある大内宿だ!



などと思いを巡らすと気持ちが少し楽になり、その頃は膝がいつ回復するか目処もつかず、旅行への決意だけが固まっていた



そして8月に入り、帰省を考えられる程に膝の痛みが和らぎ、実家へ行く新幹線の中で大内宿へは時間と値段がどの位かかるのかネット検索するが



全く旅行経験がないので、どんな道のりが良いのか全くかわからない、いやそうではなく自信がないのだ



旅行と言えば、昔は主人が計画したり、友人に誘われたりでひとり旅なんてした事もないし



旅行会社のツアーか何かから始めた方がいいかしらと弱気が顔をだすこともある



それでもひとり旅の方が写真を撮るにも気楽だしな、まずは北海道へ行く計画を立てて、その前に大内宿へ行きたいと言う目標を実行しようと決める



一昨日、思い切って管理栄養士の先生にラインして北海道旅行の日程をご相談し、私にしては大きな一歩を踏み出したところ



考えてみると膝の痛みが出なければ、北海道や大内宿旅行への切望はなかったし、息子の新盆の日に偶然にも急に歩けなくなったのは、もしかしたら息子が意気地のない私をひとり旅へ導いてくれたのかな?



何にしても偶然を意味のある必然にしてみよう