子宮頸がん+乳がんを経験しても生きていく小学生ママの日記 -8ページ目

子宮頸がん+乳がんを経験しても生きていく小学生ママの日記

「なんで、私が乳がんに?!」と思ったけれど仕方ない。今回もリアルタイムで綴ります。進むしかない。前へ前へ。

実母には

帰省の最終日夜の5月5日に

伝えるつもりでいた。

兄とも相談して

それがいいOK

と言うことになっていた。





帰省して翌日すぐのお昼は

しゃぶしゃぶ食べ放題鍋

兄の奢り、というか

経費で落ちるやつ指差し





午後は持参のPCで

カタカタ仕事して

気づいたら夜になっていて

ふと、なぜだか

今言えないかな?

と思い立ってしまい


2階にいる兄に匂わせ



来てもらった。




そして『博士ちゃんテレビ』に見入っている

りんりんと母に




「あのさぁ、今テレビ観てる?」

「ちょっと、お母さんとりんりんに話あるねんわー」


と言うと

母の顔が曇った。



「ちょっと、りんりんこっちおいで~」


と、いつもの抱っこちゃん。

息子は超絶甘えん坊である。

未だに人前でも抱っこぎゅーとか平気ニコニコ




「あんな、実はお母さん、病気になってしもたんよ」



絶句する母を横目に



「あ、先言うとく。死にませんニコニコ

「ただなぁ、ちょっと治療に時間かかるねん。病気はね、癌です。」



さらに険しい顔つきで

叫びかけた母を

遮るように続けた。



「どこに癌が出来たかというと、あなたの大好きなおっぱい。ちょっと触るか。ここや。」


「でな、お父さんはもちろん、校長先生も、ピアノのN先生も、あとKちゃんのママとか、もういろんな人が知っててな、みんな協力するよーて言ってくれてるねん。」


淡々とそれでいてできるだけ普通に

変に明るくもないけど

それ以上に悲観的でもない口調で話した。



「まず、もう今月の終わりから、お薬の治療が始まります。『こうがんざい』って言うてな、がんと闘う(抗う)薬と書いて抗がん剤や。」

「もう、先月から日大に行ってます。あなたもよう知ってるあの大きい病院ね。」







母の顔は見れなかった。







「この薬がな、よぅ効く代わりに、きついんよ。せやし、しばらくしたら髪の毛が全部抜けるねん。おハゲになるんよ。あ、大丈夫やで。かつら被るしな。おハゲで外歩かへんよキメてる

「あと秋になったら手術します。たぶん11月とかやわ。」





そこまで話をすると

りんりんは、すっと

もう全部理解したと言わんばかりに



部屋の奥へ行き、一人で遊びだした。




そして母へは

この乳癌は全く新規の癌で

前回の転移ではないことや

いつわかったのか

どんな検査をしたのか

癌の種類やステージ

この先の治療方針

などいろんなことをできる限り詳しく話した。






あたしは

とにかく、抗がん剤が初めてなので

どの程度の副作用が出るのか

想像がつかないこと

個人差が相当あって人によるから

不安であることも正直に告げた。





母には

相当なショックを与えてしまい

本当に申し訳ないと思ったけれど


なによりも、りんりんのためには

まだ死ねない。

絶対、癌が小さくなって予後もよく

再発転移なく過ごしたい

だから、協力よろしくお願いします。と

頭を下げたのだった。