摂食障害は心身共にボロボロになり、
辛くて寂しい病気。
みんなが当たり前にできている
食べることがうまく出来なくなる
大変厄介なものです。
私自身、何年も治らなくて
治したいのになんでなんだ!って
自分にも病気にも思っていました。
けど、寛解状態の今、改めて思うのは
「私は摂食障害を治したくなかった。
(治ったら困ると思っていた)」
という本音です。
これは、今渦中にいる人にとっては
大変酷なことを言ってるかもしれないし
全ての当事者がそうとは限らなくて
あくまで私の話。
私は摂食障害を盾にして、
生きていました。
「摂食障害だから〜できない。」
あるいは、「私には摂食障害ある。」
としんどいはずの病気を利用しないと
自分を肯定できなくて、
私には欠かせないものでした。
治したい、治したいと口では言いながらも
本音は治ったら困ると思っていたんです。
それに気づいた私は、
治っても困らないようにしていきました。
そして、自分には摂食障害がなくても
生きていけるなと思えたから
手放せた。
あなたは摂食障害を治したいですか?
治っても本当にいいんですか?